米国IIHS(道路安全保険協会)は18日、フィアット『500』を「2011トップセーフティピック」に認定すると発表した。 IIHSの衝突テストは、NHTSA(米国運輸省交通安全局)と並ぶ米国の2大衝突安全テストとして知られ、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。 またIIHSは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも行う。そして、総合評価でGOOD(優)となった車両に、「トップセーフティピック」を授与し、高い衝突安全性能を認定している。 IIHSが公表したフィアット500のテスト結果を見ると、前面衝突では頭/首、右足への傷害レベルがACCEPTABLE(良)となったものの、胸や左足へのダメージが最