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BOOKと哲学に関するakihiko810のブックマーク (14)

  • 勉強の哲学 来るべきバカのために を読んだ - yshkn’s blog

    10点中10点 勉強の哲学 来たるべきバカのために 作者: 千葉雅也 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/04/11 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (13件) を見る 初の10点満点が出てしまった。 当分出すつもりはなかったのに。 それほど面白く、自分の興味関心にも合致した内容だった。 というか自分が長い間あれこれと考えていたことをよりメタの視点で簡潔に言語化されており、「やられた」という思いが強い。 以下の文章は「勉強の哲学」の解説を主目的としているが、僕自身の考えが多分に含まれており、その境界が見えづらくなってしまっている。 引用を明示している部分以外は書と多分にずれがあるかもしれないことを断っておきます。 書の解説として明らかに誤っている部分があればぜひご指摘ください。 勉強とは何か、勉強をするとどうなるのか、についてさまざまな種の勉強を

    勉強の哲学 来るべきバカのために を読んだ - yshkn’s blog
    akihiko810
    akihiko810 2017/12/04
    作者: 千葉雅也>入り込む世界をどうやって見つけるのか 本書ではその足掛かりとして、アイロニーとユーモア(ツッコミとボケ)を挙げている。
  • 國分功一郎『ドゥルーズの哲学原理』(1) | つぶやきコミューン

    JUGEMテーマ:自分が読んだ 文中敬称略 國分功一郎の『ドゥルーズの哲学原理』(岩波現代全書)は、この国で出版されたドゥルーズに関する著作の中で最も優れた包括的論考である。 それが優れているのは、単にドゥルーズを哲学の一つの様式としてとらえるのではなく、哲学における思考そのもののあり方を問うからである。同時に、ドゥルーズを理解することが単なる学問的な議論に終わることなく、われわれの置かれた社会とのかかわりを定義しなおす行為へとつながっているからである。きわめて精緻な國分功一郎の知の営みは、哲学の力を密室に閉じ込め奪うのではなく、外気の中へと、都市へあるいは森の中へと、解放する営みでもあると言えるだろう。 1.ドゥルーズの哲学を語る上で最も重要なのは、そこで語っているのは誰かという語る主体の賓位の問題である。第Ⅰ章の「自由間接法ビジョン」において、國分はアラン・パディウの問いを取り上げる

  • 哲学的な自殺  自死という生き方 覚悟して逝った哲学者(須原一秀)

    1 自殺した哲学者が、自ら自殺する理由についてについて書き、読者にも自殺を勧めたがある。 そのの新聞広告には、「晴朗で健全で、そして平常心で決行された自死」とあったので、その「自死という生き方」というを読んでみたら、全編、中年以降の年配者に自殺を勧めるだった。 著者が自殺を勧めるのは、老化による精神の衰弱と自然死による肉体の苦しみを回避するためなのだ。自然死(普通の老齢による死)については、眠るような死というイメージがあるけれども、実際はそんなものでないと著者は指摘する。 「ベストセラーになり、全米図書賞を受賞した『人間らしい死にかた』(ヌーランド著、河出文庫)というがある。そこには「自然死」について、特に「病院における自然死」についての事例が大量に収集され、克明に分析されている。専門家としてヌーランドは、『はじめに』の所で『私自身、人が死に行く過程で尊厳を感じた例に出会ったこと

  • 本を読むことの暗黒面/ショウペンハウエル『読書について』を読む - 学者たちを駁して

    はじめに 世の中のほとんどの読書論は「は読まないよりも読んだ方がいい」、「を読んだ方が教養が身につき考えも深く豊かになっていく」という考え方、言わば読書に対するある種の性善説を前提にしてきました。 僕もそういう考え方に従い、今までそれなりにたくさんのを読んできました。「を読むことで、いつかは自分も世間一般の人があまり考え着かないようなことを考え着くことができるようになるはずだ」。「いつかは自分も…」そう自分に言い聞かせながら自分なりの読書道を歩んできました。けれども、そういう考えに対して真正面から直滑降で向かってくる影があります。これは身構える必要がありそうです。 ショーペンハウエルの『読書について』は、読書が持つ昼の顔、つまり読書の効用については正面からは何一つ述べようとはしません。むしろ著者がこのの中で何よりもまず読者の注意をうながそうとしているのは、を読むことの暗黒面、読

    本を読むことの暗黒面/ショウペンハウエル『読書について』を読む - 学者たちを駁して
  • 書評「マンガは哲学する」

    戻る 書評「マンガは哲学する」 ―あなたの宝物へ― 「マンガは哲学する(amazon)」 日のマンガは、世界史的に見て、 新しい芸術表現を生み出しているのではないだろうか。 世の中の内部で公認された問題とは違う、 世の中の成り立ちそのものにひそむ問題が、 極めて鋭い感覚で提起されている。 (永井均「マンガは哲学する」) 日哲学界の最大の俊英であり、漫画評論においても高い 評価を受けている永井均先生の哲学的漫画書評「マンガは哲学する」 をご紹介いたします〜。 このは、私がいつもやっているように、自分が楽しんだ作品を 読み解きながら、己の言葉でその作品に込められた哲学を 語っていくというでありまして、さまざまな名作コミックスを 俎上にあげ、素晴らしい腕前で永井先生が語っておられて……。 参ったあ!!俺は参ったああああ!! 凄いですよ、この、どなたにもお勧め

    akihiko810
    akihiko810 2014/12/14
    永井均「マンガは哲学する」
  • 朝日出版社第二編集部ブログ

    第一章 暇と退屈の原理論 ――ウサギ狩りに行く人は当は何が欲しいのか?(承前) スヴェンセン『退屈の小さな哲学』今度は別の哲学者の退屈論を取り上げよう。章の冒頭で言及したスヴェンセンの『退屈の小さな哲学』である。 このは世界一五カ国で刊行された話題のである(日では邦訳が新書版で二〇〇五年に出版されたが、全く反響はなかった)。スヴェンセンはこのを専門的にならないように、いわばカジュアルなものとして書いたと言っている。確かに彼の口調は軽い。だが、その内容はほとんど退屈論の百科事典のようなものだ。もし退屈についての参考文献表が欲しいと思えば、このを読めばよい。参照している文献の量では、書はスヴェンセンのにはかなわない。 スヴェンセンの立場は明確である。退屈が人びとの悩み事となったのはロマン主義のせいだ――これが彼の答えである。 ロマン主義とは一八世紀にヨーロッパを中心に現れた思

  • 島本和彦すぎるアドラー本『嫌われる勇気』

    面白かった。むっちゃ笑いながら、いま人気急上昇中の「アドラー心理学」の真髄をガッツリと学ばせていただきました。 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著) [Amazonで詳細を見る] 『嫌われる勇気』は、「青年」と「哲学者」の対話形式で進むアドラーです。『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の古賀史健さんの新作ですので、読みやすさは保証つき。 この、とにかく「青年」がすごいのです。 青年は、ある日突然、やたら激しい苦悩を抱えて、哲学者のもとを訪れます。 青年がなぜそんなに悩んでいるのかは不明。解説は一切なし。とにかく青年が「熱い」ということと「ものすごく悩んでいる」ということ、そして悩んでいるくせに学ぶ気はなく、逆に哲学者を「完膚なきまでに論破」しようとしていることという状況設定だけがあります。 つまり、島和彦なのです。意味なく、む

    島本和彦すぎるアドラー本『嫌われる勇気』
    akihiko810
    akihiko810 2014/03/28
    むしろ出版社が島本に漫画化依頼すべきだな
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  • 分け入つても分け入つても本の山 「ニーチェの言葉」

    ≪ 2024/07 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  ≫ Navigation LIST 「あらすじとイラストでわかる 道をひらき、幸せを導く ニーチェの言葉」(イースト・プレス) →チープなだか、思いのほか、というか、 思った以上にニーチェの言葉がよかった。 ページ右にニーチェの言葉、左にその名言を解説したつもりの、 まったくニーチェの発言とは関係ないくだらぬ処世訓や成功哲学がつづられている。 人生にまあ外見上は失敗したと言ってもよいニーチェの言葉を習って、 いったいだれが成功できる、あるいは幸福になれるなどと愚かにも考えるのか。 ニーチェの言葉なんか参考にしたら人生が狂う人のほうがはるかに多いはずだ。 このための左の解説なのだろう。とにかくありきたり

  •  中島義道 “カントの時間論” - three million cheers.

    カントの時間論 (岩波現代文庫) 作者: 中島義道出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/01/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (7件) を見る 西洋哲学での時間論の二つの潮流: #1 アリストテレス等 時間を外的物体の運動との連関で思索する道 #2 アウグスチヌス等 時間を記憶や予期や知覚などの「こころ」のあり方との連関で思索する道 カントの時間論にはこの二つが共に流れ込んでいる。 :『物体の運動を可能にするような客観的時間がとりもなおさず私の「こころ」のあり方を決める時間である』 序章 問題の提起 [書のテーマ] 「自己触発」と「観念論論駁」を基軸に、時間構成の理論をとくに自己認識論との関係において展開すること。 第二版刊行に至る主たる事情: 伝統的観念論の否定 超越論的観念論は外的現象と内的現象の二元論を認めるが、その内、前者が強調

     中島義道 “カントの時間論” - three million cheers.
  • 中島義道 『人生に生きる価値はない』: PM's Note

    中島 義道 文藝春秋 1998-10 売り上げランキング : 14148 おすすめ平均 この世の0.1%の人のために書かれた 生きるのが困難な人へお勧め 大共感、すごく面白い。でもそれには人を選びすぎるAmazonで詳しく見る by G-Tools そのおもしろさに納得しつつも、 読後感があまりにも強烈すぎたためか、 それ以降、少しも触れてはいなかった。 ところが、一昨日、会社から帰宅帰りに 立ち寄った最寄りのブックファーストで 見かけた書のタイトルを無視して そのまま立ち去ることはできなかった。

  • ウェブリブログ:サービスは終了しました。

    「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧

    ウェブリブログ:サービスは終了しました。
  • (書評)國分功一郎「暇と退屈の倫理学」を読んで

    渡辺真也 「自分らしく、自分だけの生き方のルールを見つけること。」簡単な問いではあるが、皆が思い悩むことではないか。私自身も思春期から今に至るまで、それを見つけようと努力してきた様に思う。 この問いが暇と退屈の問題だと気付かなかった私は、答えを見つけるべく、がむしゃらに生きて来た。しかし哲学者である國分功一朗氏は、この問いが暇と退屈にどう向き合うのかという人類普遍の問題であることを指摘し、書ではこの問いをたてた等身大の自己に向かい合いながら、この答えを見つけて行こうと試みている。 この人生論であり、人生質をつかむ為の啓蒙書である。にもかかわらず、哲学書としては異例と言って良いほど読み易く、読み進めて行くうちに、あたかも著者と一緒にこの問題を考えているかの様な錯覚に捕われる。「自分らしく、自分だけの生き方のルールを見つけること。」その為にはどうしたら良いのだろう?と思い悩む全ての人

    (書評)國分功一郎「暇と退屈の倫理学」を読んで
  • 白取春彦「ニーチェの言葉ってリアルだからカッコイイんですよ」〜『超訳 ニーチェの言葉』 | Piles of Debris

    akihiko810
    akihiko810 2010/08/31
    「一日の終わりに反省しない」「喜ぼう。この人生、もっと喜ぼう。喜び、嬉しがって生きよう」 http://is.gd/eMr5n
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