水蒸気蒸留が違いを生み出す、日本発の加熱式たばこ「Ploom TECH」:小寺信良が見た革新製品の舞台裏(10)(1/5 ページ) 加熱式たばこが人気である。通常の紙巻きたばこが、たばこの葉を「燃焼」させて煙を吸引するのに対し、加熱式たばこは発火点より低い温度で「加熱」するのが特徴だ。今回は、日本発の加熱式たばこ「Ploom TECH」の開発元であるJTに話を聞いた。 加熱式たばこが人気である。通常の紙巻きたばこが、たばこの葉を「燃焼」させて煙を吸引するのに対し、加熱式たばこは発火点より低い温度で「加熱」するのが特徴だ。 2015年9月に、スイスのフィリップモリスが加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」を発売するや、日本中で品薄のため「買えない」との悲鳴が上がった。普通に買えるようになったのがごく最近であることを考えれば、丸2年以上品薄が続いたことになる。 「加熱式たばこ」と呼ばれるジャンル
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