96条先行改正「異論ない」=改憲に賛意−米倉経団連会長 96条先行改正「異論ない」=改憲に賛意−米倉経団連会長 経団連の米倉弘昌会長は13日の記者会見で、夏の参院選の争点として浮上している憲法改正に賛意を示した。その上で、改憲の発議要件の緩和を狙いとした96条の先行改正を自民党が主張していることについて「(衆参両院の)3分の2(以上の賛成)というハードルは高過ぎる。異論はない」と表明した。 米倉会長は、現行憲法制定から半世紀以上経過したこれまで、改正実績が一度もないことを指摘。「この辺で憲法自体を日本の将来との関わりで見直すことは必要だ」と強調した。経団連内部での過去の討議を踏まえ、「集団的自衛権が確保されるような改憲があってしかるべきだ」とも述べた。(2013/05/13-17:12)