南アフリカの首都プレトリアの大統領府前で、大麻草を押収する警察官に抵抗する「先住民族コイサンの王」(手前、2022年1月12日撮影)。(c)Phill Magakoe / AFP 【1月13日 AFP】南アフリカ警察は12日、首都プレトリアの大統領府前の芝生で先住民族団体が栽培していた大麻草を根こそぎ押収し、リーダーと他3人を逮捕した。AFP記者が確認した。 団体は2018年、コイサン語の公用語化を求めてテントを張って座り込みを開始。半年ほど前に大麻の栽培を開始した。 リーダーは伝統的な下帯を身に着けており、「南アフリカの先住民族コイサン(Khoisan)の王」と名乗った。 王は「警察よ、宣戦を布告したな」と叫び、「われわれはここで平和的に過ごしてきた」と訴えた。 活動家の一人はアフリカーンス語で「狙いは草か? 草なのか? 制服を着たくずどもめ」と声を荒らげた。 警察によると、逮捕されたの
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