ソフトバンクグループが出資する米オンライン保険企業レモネードが2日、米ニューヨーク証券取引所に上場した。初日の株価は公開価格の29ドルから2.4倍の69.41ドルにまで上昇した。 2016年創業の同社は、従来型の保険ビジネスを破壊し、モバイルアプリを通じてミレニアル世代向けかつ消費者志向の商品を展開。人工知能(AI)とチャットボットを使い、賃貸住宅や持ち家に向けた保険を提供している。 同社は1100万株の放出に加え、引受業者に対して165万株をIPO価格で追加購入できる30日間のオプションも付与。公開価格での調達額は最大3億6700万ドル(約395億円)となり、時価総額は16億ドル(約1700億円)に達する計算だ。 ただこの評価額は、2019年4月にソフトバンクなどが同社に出資した際の額(21億ドル)を下回っている。ソフトバンクは、過大評価されていたウィーワークやウーバーに出資するなど、投
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