韓国の調査機関「韓国ギャラップ」は11日、今月8~10日に実施した世論調査の結果、朴槿恵(パククネ)大統領の支持率が前週と同じ5%だったと公表した。同社は1988年から大統領の支持率を調べているが、5%は過去最低。 朴氏はこの間、野党側に批判された首相人事案を撤回するなど事態の収拾に当たったが、評価されなかった形だ。年代別の支持率を見ると、19歳から29歳が0%、30代と40代が3%、50代が6%、60代以上が13%と若い世代から支持されていなかった。 一方、調査機関「リアルメーター」は11日、今月10日に実施した世論調査結果を公表した。与野党が合意した首相を指名し、その首相には内閣を統括する権限を与えるとした朴大統領の提案について調査。「朴大統領が国政の一線から退く宣言をしなければ受け入れてはならない」が63・3%にのぼり、世論の厳しさを浮き彫りにした。 また、与野党が合意した首相と大統
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