小林麻央さんや市川海老蔵さんに関する報道はやむ気配がありません。ご遺族のお気持ちを考えると過熱報道に便乗するようで気が引けるのですが、私も書かせていただくことにしました。というのも「週刊新潮」に、「『海老蔵』は三度過ちを犯した!」という衝撃的なサブタイトルを付けた記事が載ったからです。 早く標準治療を始めていたら結果は変わっていたのか? その記事「『小林麻央』の命を奪った忌わしき『民間療法』」(2017年7月6日号)によると、一つ目の過ちが、左乳房に「しこり」が見つかった際、精密検査をした病院で3ヵ月後に来るように言われたのに、受診が遅れ8ヵ月後になったこと。二つ目が、再受診の際に標準治療を勧められたのに、麻央さんが首を縦に振らなかったこと。三つ目が、科学的根拠のない気功に頼ってしまい、乳がんの専門医の診察を受けるまで1年4ヵ月も経過したことだと指摘しています。 最初の精密検査から8ヵ月後