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ブックマーク / book.asahi.com (18)

  • tofubeatsの知を拡張する愛読書 知らないより知ってたほうが、面白い確率が高い|好書好日

    tofubeatsさん tofubeats(とーふびーつ) 1990年生まれ神戸出身のラッパー/プロデューサー。中学時代から音楽活動を開始し、高校3年生で国内最大のテクノイベント「WIRE」に最年少で出演。代表曲は「朝が来るまで終わる事の無いダンスを」「水星 feat. オノマトペ大臣」など多数。2022年には中村佳穂らが参加した4年ぶりのフルアルバム「REFLECTION」、初の著書『トーフビーツの難聴日記』を発表する。 目標とするECDと小西康陽 ――アルバム「REFLECTION」と同日に出版される『トーフビーツの難聴日記』のゲラを読ませていただきました。tofubeatsさんは2015年にご自身の会社・HIHATT(ハイハット)を立ち上げましたが、創作以外にも、サンプリングのクリアランスや楽曲の権利処理、契約書の内容を弁護士さんに相談したりといろんな実務を並行されているん

    tofubeatsの知を拡張する愛読書 知らないより知ってたほうが、面白い確率が高い|好書好日
  • 小川哲さんが作家として同意する『英文解釈教室』の考え方|好書好日

    大好きなの中から一冊を選ぶのはとても難しい。僕の職業が作家であることも、この難しさを助長している。たとえば小説なら『グレート・ギャツビー』、『怒りの葡萄』、『悪童日記』、『わたしを離さないで』、『百年の孤独』、『一九八四年』。小説以外なら『論理哲学論考』、『偶然性、アイロニー、連帯』、『心の仕組み』。もちろんこの他にもたくさんある。キリがないからあげていないが、もちろん日人が書いただって好きだ。チェーホフ、カーヴァー、ブローティガンやヴォネガットなど、著書の中から一冊を選ぶことが困難な作家もいる。寿司とカレーラーメンと焼肉の中から一番好きなべ物を選べと言われても、「日による」としか答えられない感覚に近い。 迷った末、僕は「読み返した回数」という尺度で選ぶことにした。それなら明確に、平等に、客観的に一冊を選ぶことができる。そう決めた以上、可能な限り正確に、「読み返した回数」を思い出

    小川哲さんが作家として同意する『英文解釈教室』の考え方|好書好日
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    and_hyphen 2021/09/25
    高校時代英語の先生に薦められてやらなかった(!)参考書のひとつ。なんでかは覚えてない。おれは桐原の即戦ゼミ3(英頻)ばっかりやってたな。全然狙いが違うんだけど。
  • 「しまっちゃうおじさん」誕生秘話 「ぼのぼの」作者いがらしみきおさんインタビュー|好書好日

    文:吉野太一郎 画像提供:いがらしみきおさん、竹書房 いがらしみきお漫画家 1955年、宮城県生まれ。24歳で漫画家デビュー。1986年に「ぼのぼの」連載開始。88年に第12回講談社漫画賞受賞。2019年に漫画家生活40周年を迎えた。「ぼのぼの」は単行45巻のほか、映画化2回、アニメシリーズ化2回。ぼのぼの絵『しまっちゃうおじさんのこと』などもある。その他の作品に「ネ暗トピア」「忍ペンまん丸」「誰でもないところからの眺め」「かむろば村へ」「羊の木」(作画)、「I【アイ】」など多数。 どんどん自分のイメージから離れていった ――ぼのぼのや森の動物たちの幼少期を描いたスピンアウト「ぼのちゃん」シリーズの完結編に「しまっちゃうおじさん」の誕生秘話を選んだのはなぜですか? 「ぼのちゃん」という話は結局、編のぼのぼのの話と完全にはつながっていなくて、ある程度パラレルワールドの世界ではあります。

    「しまっちゃうおじさん」誕生秘話 「ぼのぼの」作者いがらしみきおさんインタビュー|好書好日
  • 令和の時代も、文学で感動したい。|好書好日

    この頃子供の声が聞こえてこない。外で出会うこともあまりない。子供の生の声が聞きたくなって、「お話の会」を始めた。小学生を中心にたくさん来てくれる。用意した部屋は小さくて、押し合いへし合い、息遣いまで聞こえてくる。私は自作の童話を初めから終わりまで読む。原則、絵は見せないことにしてる。私の中から出てくる言葉の音とリズムで聞いてもらいたいからだ。その時の部屋の空気が面白い。空気がきゅっと固まっているように感じる時は、聞き手は夢中の真っ只中。でも空気が微妙にだらーんと感じる時がある。そんな時、読み終わってから聞いてみる。「どお?」すぐさま返事、「退屈!」「ふーん?」と遠慮会釈もない。すやすやおねんねの子もいる。こう言う声を聞けるなんて、なんていい時間なんだろう。子供たちの自由な気持ちがとっても嬉しい。言葉には意味があるけど、同じように音も大事。その響きを聞きながら、お話の世界からそれぞれが自由に

    令和の時代も、文学で感動したい。|好書好日
  • 朝日新聞「平成の30冊」を発表 1位「1Q84」 2位「わたしを離さないで」 3位「告白」|好書好日

    1位 『1Q84』(村上春樹、新潮社、2009年) 『1Q84』はBOOK1・2が平成21年、翌年BOOK3が刊行された。夜空に二つの月が浮かぶ「1Q84年」の世界で、10歳で離ればなれになった青豆と天吾が再会するまでの物語。カルト教団も描かれたことで、高い注目を集めた。毎日出版文化賞。21年の年間ベストセラー第1位(日販調べ)で、単行・文庫の累計部数は約860万部。 京都大教授の中西寛さんは「平成時代において最も注目を集めた文芸作品。野茂英雄が野球の世界で行ったように、日語文学の世界性を意識させた」と解説する。コラムニストの堀井憲一郎さんは「平成時代は『村上春樹の時代』でもあった。この書籍に対する期待度と売れ具合は尋常ではなかった。日常生活でふつうの人が小説を話題にできた最後の作品だったかもしれない」と評価した。文筆家の青木奈緒さんも「平成の日の世相を描いた、平成を代表する小説」と

    朝日新聞「平成の30冊」を発表 1位「1Q84」 2位「わたしを離さないで」 3位「告白」|好書好日
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    and_hyphen 2019/03/08
    「ねじまき鳥クロニクル」じゃないんだ。あと20位多いな。宮部みゆきが「火車」なのはなんとなく分かる。「理由」でもいいと思うが。「マークスの山」は個人的にはもっと上。
  • 書評・最新書評 : 巨大なる空転―日本の精神科地域処遇はなぜ進まないのか [著]中澤正夫 - 佐倉統(東京大学教授) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    こんな無茶苦茶(むちゃくちゃ)な時代が、ほんの五〇年前にあったのだ。一九六九年、金沢での第六六回精神神経学会の異常な状況を、著者は克明に描写する。学術発表はすべてキャンセルとなり、四日間の全日程が評議員会と総会での議論に費やされた。医療制度や大学医学部のあり方に批判的な一派が、ヤジと怒号で議事の進行を妨害し、学会の理事たちを吊(つる)し上げたのである。 以後数十年間にわたって、日の精神医療は停滞した。関連学会の多くは混乱し、東京大学の病棟の一部は長期間占拠された。その結果、精神疾患患者を病院に隔離入院させるのではなく地域で支える「脱施設化」が、日では大きく遅れてしまった。精神科医である著者は、そう批判する。 造反側にも一分の理はあったかもしれない。しかし、日の「極左・急進派」は、しばしば教条主義的に机上の空論を弄(もてあそ)び、暴力的運動を肯定する。その典型的な事例のひとつだと、ぼく

    書評・最新書評 : 巨大なる空転―日本の精神科地域処遇はなぜ進まないのか [著]中澤正夫 - 佐倉統(東京大学教授) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 書評・最新書評 : ローカルブックストアである [著]大井実 本屋、はじめました [著]辻山良雄 - 市田隆(本社編集委員) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • コラム別に読む : 家族最後の日 植本一子さん - 後藤洋平 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • コラム別に読む : コロボックルに出会うまで—自伝小説 サットルと『豆の木』 佐藤さとるさん - 柏崎歓 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■物語を育んだ終戦後の日々 身長3センチほどの小人たちが活躍する「コロボックル物語」の第1作を自費出版したのは、1959年のことだった。31歳だった青年は今、88歳。のちに累計300万部を超える人気シリーズが生まれるまでの日々を、青年「サットル」を主人公にした小説の形でつづった。 「記憶がぼんやりしてる部分があって、間違ってるぞって文句言われそうだから、小説ってことにしたんだよ」。実名で登場する先輩作家のこと、同人誌「豆の木」の仲間のことなど、話し出したら止まらない。「人に読んでもらえるようなものかどうか、わからない。でも、自分にはとても大切なものだから」 一昨年出した『オウリィと呼ばれたころ』で戦時中の体験を、そして今回は終戦後を書いた。2冊の「自伝」は当時の日々を生き生きと再現していくけれど、戦争への怒りや悲しみは、ことさらには描かれない。それはなぜかと尋ねたとき、朗らかだった表情が、

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  • コラム別に読む : ミレニアム4 上・下 [著]ダヴィド・ラーゲルクランツ [訳]ヘレンハルメ美穂・羽根由 - 永江朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • 梯久美子「愛の顛末—純愛とスキャンダルの文学史」書評 無私の愛、追い求めた作家たち|好書好日

    愛の顛末—純愛とスキャンダルの文学史 [著]梯久美子 小林多喜二、三浦綾子、梶井基次郎、寺田寅彦など、明治以降の十二人の小説家、歌人、俳人を取りあげ、かれらがどんなふうにひとを愛したのかを浮き彫りにするノンフィクション。著者は、対象となる各人の作品や手紙といった文献資料をひもとくだけでなく、現地に赴き、作家の足跡をたどることもしている。 爆笑なのが、「情痴作家」と呼ばれた近松秋江だ。彼はいまで言う「ストーカー」を主人公にした小説を書いたのだが、これがなんと私小説。つまり近松氏人も、かなり迷惑なひとだったのだ。友だちの正宗白鳥は、近松氏の尻ぬぐいに疲労困憊(こんぱい)。正宗白鳥を疲れさせるほどの迷惑力とは、相当のものだ。ううむ、近松氏の作品を、俄然(がぜん)読みたくなってきた! 憎めない人柄で、小説に真剣に向きあっていたことが伝わってくるのは、書の著者が近松氏のストーカーぶりに困惑しつつ

    梯久美子「愛の顛末—純愛とスキャンダルの文学史」書評 無私の愛、追い求めた作家たち|好書好日
  • コラム別に読む : D菩薩峠漫研夏合宿 藤野千夜さん - 宇佐美貴子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • コラム別に読む : 発表会文化論 [編著]宮入恭平 - 松岡瑛理 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    「発表会」と聞けば、ピアノなど習い事を思い出す人が多いだろう。書はそれに限らずアマチュアの出演者自らが出資する公演全般を対象にその機能を見つめ直す、いわば「大人のための発表会論」だ。 歴史、行政、学校教育、産業との関連などを多領域の研究者たちが炙り出してゆく。惹き込まれるのはこれまで気に留めてこなかった分野が現状「発表会化」していることを気づかせる章だ。ミュージシャンとしても活動する宮入恭平は、出演者がライブハウスに所定の金額を支払う「ノルマ制度」がライブハウスの発表会化、ひいては文化産業化をもたらしている現実に警鐘を鳴らす。またミュージアム研究者の光岡寿郎は、画家自らが出品料を払う「公募展」という制度に着目する。今日では時に「権威的」と揶揄されることもある公募展。だが、その裏で見落とされる、日曜画家たちによる「成長確認の場」というもう一つの顔を指摘する。瑣末な対象を扱っているようだが、

    コラム別に読む : 発表会文化論 [編著]宮入恭平 - 松岡瑛理 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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    and_hyphen 2015/03/30
    面白そう
  • コラム別に読む : ボラード病 [著]吉村萬壱 - 長薗安浩 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • 「ナショナリズム入門」書評 どううまれ、歴史に作用したか|好書好日

    ナショナリズム入門 [著]植村和秀 「愛国無罪」を叫ぶ反日デモを中国で幾度か取材し、政治が重用するナショナリズムを目の当たりにした。日に戻ってみると、書店に「反中嫌韓」棚と「日ってすごい」が、増殖している。 私自身も、サッカーワールドカップ観戦ならいざ知らず、「国」をやどかりに考えたり、気持ちが動いたりする機会がなんとなく増えていないだろうか。争いの種として耳にすることが多いナショナリズムってなんだろう——。 このでは、国家、国民、民族などの意味をもつ「ネイション」にたいする肯定的なこだわり、と説明する。正義でもないが、悪でもない、と。そして、どううまれ、歴史に作用したかについて、各国の例をあげて示している。 戦争などによって地理的な国の形や統治者が変わるとき、国力が大きく動くとき、移民に触れるとき……。日を出発点に、ドイツを始めとする欧州を厚めに紹介し、米国、ロシア、トルコ、

    「ナショナリズム入門」書評 どううまれ、歴史に作用したか|好書好日
  • リチャード・ドーキンス自伝「好奇心の赴くままに」書評 自然に誕生した『利己的な遺伝子』|好書好日

    ドーキンス自伝 1 好奇心の赴くままに 著者:リチャード・ドーキンス 出版社:早川書房 ジャンル:エッセイ・自伝・ノンフィクション 好奇心の赴くままに——ドーキンス自伝1——私が科学者になるまで [著]リチャード・ドーキンス ドーキンスは、世界の見方を変えた人である。彼の退官記念論文集の副題は、「ひとりの科学者が私たちの思考様式をどのように変えたか」という。優秀な科学者は大勢いるが、世界観を変えることができた人は、そう多くない。 1976年、当時35歳の彼は、動物の社会行動の進化に関する入門書、『利己的な遺伝子』を出版した。そして、生物の進化と生物そのものに関する見方を一変した。進化は遺伝子が自己の複製をたくさん残すように進むものであり、その根は遺伝情報の振る舞いとみなされるようになった。巧みなレトリックと華麗な文体のおかげもあって、彼の著作は生物学以外の分野でも幅広く読まれ、以後、社会

    リチャード・ドーキンス自伝「好奇心の赴くままに」書評 自然に誕生した『利己的な遺伝子』|好書好日
  • コラム別に読む : 統計学を知る 佐藤俊樹さんが選ぶ本 - 佐藤俊樹(東京大教授・社会学) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■どんな場合に使えないのか 統計は今、何度目かのブームにある。「最強」と謳(うた)うが30万部も売れ、一般の人向けのセミナーも好評のようだ。私も大学では1・2年生向けの統計を担当しているが、4、5年前から学生の数が急増して、教室と教員の手当てに毎年汗をかく。 「統計」の2文字には神秘的な魔力があるらしい。よく知らない人も、いやむしろ知らない人ほど変に持ち上げたりする。 ■ブームの切実さ しかし、今回のブームはもっと切実な中身があるようだ。今の私たちは、良い意味でも悪い意味でも、リスクとつきあって生きていかざるをえない。この数年で、そのことを痛いくらい経験させられた。 金融や市場の開拓だけでない。例えば「原発は絶対安全だ」と信じようとしたり、「減災よりも防災、防災よりも地震予知」と、リスクをリスクとして見ないようにしてきた。それがかえって大きな被害をうむことがある、と気づかされたのだ。そう

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  • 【レビュー・書評】さらば脳ブーム [著]川島隆太 - 新書の小径 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    さらば脳ブーム [著]川島隆太[評者]谷束[掲載]週刊朝日2011年2月4日号著者:川島 隆太  出版社:新潮社 価格:¥ 714 ■なにもそこまで怒らなくても 「脳を鍛える大人のDSトレーニング」、通称、脳トレ。脳の働きが良くなるというゲームソフトですね。以前試したら脳年齢が実年齢を上回ってまあ、情けないったら。全世界で累計3千3百万。著者はこのお化けソフトの生みの親だ。ヒットと同時に各メディアで「科学的根拠がない」という批判が噴出した。一連の騒動と、脳トレ批判への反論を書で語っている。 脳トレは著者が公文教育研究会との協力で完成させた「学習療法」を応用している。毎日読み書き計算を続けると読み書き計算以外の能力も向上するというもので、高齢者が活動的になり認知機能が向上した、発達障害の子供たちに社会性が出てきたなどの効果があったという。論文は厳しい審査をパスして学術雑誌にも掲載されて

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    and_hyphen 2011/02/01
    なんだかなぁ...。読んでないからこれ以上言えないが...。
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