自閉スペクトラム症、ADHDなどの発達障害、統合失調症......。多くの現代人を悩ませるメンタルヘルスについて、原因と治療法の研究が進んでいます。 脳科学の視点から最先端の研究を紹介した『「心の病」の脳科学』(講談社ブルーバックス)の中から、特に多くの人々を悩ませる「うつ病」について紹介しましょう。 *本記事は『「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか』を一部再編集の上、紹介しています。 日本人の100人に6人が発症する「うつ病」 WHO(世界保健機関)によると、「気分が落ち込む」「何に対しても興味や喜びを感じることができない」といった症状が現れるうつ病は、2021年時点で、世界で約2億8000万人もの人々が苦しんでいる精神疾患です。 厚生労働省によると、日本では100人のうち約6人という高い頻度で発症します。 うつ病は、統合失調症や双極性障害などに比べて遺伝要因よりも環境
横浜市は桐蔭横浜大学の教授が発明した次世代の太陽電池について、設置場所の提供など実用化に向けて協力していくことを発表しました。 桐蔭横浜大学・宮坂力特任教授:「電気代が現在の半分以下になることを考えています。製造コスト、耐久性を含めて」 ペロブスカイト太陽電池は桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が開発し、次世代の太陽電池といわれています。 現在、普及しているシリコン型に比べて軽く柔軟性があるほか、室内の光などで発電することができます。 製造コストもあまりかからないということです。 横浜市は9日、ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けて桐蔭横浜大学と連携していくことを発表しました。 市の施設に設置して実際に使ってみたり、学生や企業が参加するワークショップの開催したりすることなどを検討しています。 山中市長は「横浜で生まれた技術が脱炭素化に寄与する。こんなに嬉しいことはない」としています。
「湘南の玄関口」の回遊性、利便性の向上へ向け、藤沢市は2023年度、藤沢駅南北自由通路拡幅・駅改良の工事に着手する。市が進める同駅周辺地区再整備のメイン事業で、同年度当初予算案に関連事業費約6億8千万円を計上。小田急線側通路の拡幅を先行し、27年度末ごろの完了を目指す。 同事業を巡っては、市とJR東日本、小田急電鉄の3者が19年2月に基本協定を締結。新型コロナウイルス感染拡大による状況の変化を踏まえ、21年9月、小田急線側とJR側の施工を1、2期に分けて実施することを決定。21年度から22年度にわたっては小田急側の施工に関する詳細設計が行われた。総工費は約87億円で、市が9割に当たる約79億円を負担する。 本体工事は6月に着工予定。小田急側の南北自由通路を現行の8メートルから16メートルに拡幅する。駅舎1階にある小田急江ノ島線藤沢駅の改札はJRと同じ2階の南北自由通路の西側(小田原方面)に
機種だけ(白ロム)購入も含む全ての購入方法で「iPhone 13 Pro Max」の1TBモデルは5万5000円割引、「iPhone 13」の512GBは4万4000円割引、「iPad(第9世代)」の256GBモデルは3万3000円割引となる。 オンラインショップ限定 機種購入割引などの一部割引対象商品は、商品や注文内容を問わず契約者1名義につきスマートフォン1台、タブレット1台(機種だけ(白ロム)購入は1人につきスマートフォン1台、タブレット1台)まで。複数注文が確認された場合はキャンセルとなる。 また「オンラインショップおトク割」で実施していたiPad(第9世代)の256GBモデルの1万1000円割引は2月7日に終了する。 割引変更に伴い、2月8日0時~翌10時にシステムメンテナンスを実施。期間中は対象機種の購入手続きができなくなる。 関連記事 ドコモ、iPhone 14/14 Pro
年を重ねるごとに増えていくのが服用するクスリの数。病気との付き合いの上で避けることのできないクスリだが、飲みすぎには当然リスクもある。今回は「逆に老化を早めてしまう」という可能性もあるクスリについて紹介する。 「生活習慣病」はいわば「老化」そのもの 加齢とともに頭を悩ませる問題が、高血圧や糖尿病などの生活習慣病だ。 どうにかして病気知らずの体を取り戻したいと、薬に頼る人も少なくない。 だが「薬だけでは若い頃の自分を取り戻すことはできない」と、東京慈恵会医科大学教授の横山啓太郎氏は指摘する。 「たとえば降圧剤を服用すれば、高血圧が正常化すると考える人がいます。しかし、薬で安静時の血圧が正常化されても、脳出血や心筋梗塞の発症率は、薬を飲んでいない、血圧が正常な人ほど低くなるわけではありません。 生活習慣病は、体の機能が低下し、塩分や糖質などを体内で処理する能力が低下することで起こる、いわば『老
【医師が解説】名前は聞いたことがあるけれど、くわしくは知らないという人が多い「帯状疱疹」。実は日本の成人のおよそ9割は帯状疱疹の原因となるウイルスをもっているという身近な病気なのです。今回は、帯状疱疹が発症する原因と、予防法を解説します。 提供:一般財団法人阪大微生物病研究会 All About「医師 / 家庭の医学」ガイド:清益功浩 小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
人気の解熱鎮痛剤に重大な副作用 「カロナールありますか?」 「申し訳ございません。ただいま品薄が続いていて、切らしております」 コロナ禍で、こんなやりとりをした人も多いだろう。ウイルスに感染したときや、ワクチン接種後の発熱時に使用する解熱鎮痛剤として非常に人気があるカロナールだが、その主たる成分であるアセトアミノフェンに重大な副作用があることを厚生労働省が認めた。 1月17日、厚労省は同成分を含む薬の添付文書の「重大な副作用」の項目に、「薬剤性過敏症症候群」を追記するよう指示したのだ。この症候群は全身に赤い発疹が出て、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加などを伴う場合がある。 アセトアミノフェンは解熱鎮痛剤のなかでは比較的安全で、老若男女を問わず安心して飲めるといわれてきた薬だが、なぜこのような副作用が追記されたのか。薬剤師の青島周一氏が解説する。 「コロナ禍でアセトアミノフェンを服
相模川を挟んだ平塚市大神地区と寒川町倉見地区で一体的なまちづくりを行う「ツインシティ整備事業」を巡り、平塚側の新たな街の完成が間近となっている。物流施設が次々開業し、小学校も移転、春に大型商業施設もオープンする。28日には「まちびらき」記念式典が行われる。一方、本来の目的である新幹線新駅誘致や寒川側の整備はまだ見通しすら立っていない状態で、事業全体の先行きは不透明となっている。 ツインシティは東海道新幹線の新駅を県央部に誘致しようと、候補地としてしのぎを削った平塚市大神地区と寒川町倉見地区を橋でつないで整備する「双子の新たなまち」。1997年にツインシティ構想を前提として新駅誘致地区が倉見地区に決まった。 平塚側では市の「北の核」と位置付けて市や土地区画整理組合などが準備を重ね、2015年に着工。国道129号沿いの68・8ヘクタールに現在は物流施設6棟が建ち、市立相模小学校も移転、イオンモ
激しい咳(せき)が出て、ゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸や息苦しくなる発作が起きる喘息(ぜんそく)。子供の病気だと思われがちだが、大人になって発症する場合もある。喘息は呼吸をする気道に起こる病気で、主にアレルギー反応によって気管支の筋肉が収縮または閉塞することで起こる。一度発症するとアレルギーを引き起こす物質に接することで重症化することがある。中には、自身では思いもよらぬことが引き金になるケースがあるという。「弘邦医院」(東京・江戸川区)の林雅之院長に聞いた。 ◇ ◇ ◇ 「最近は犬や猫を室内で飼う人が増え、ペットが落とした毛などが原因で喘息症状を起こす人がいますが、注意したいのは『水虫』です。水虫というと夏場の病気のイメージがありますが、いまは冬場でも水虫に悩む人が増えています。水虫の原因となる白癬菌は高温多湿を好む性質がありますが、近年では暖房の関係で冬でも室内が高温多湿になりや
これまで脳に原因があって発症すると思われていた病気に、実は腸が関与していた──。近年、「脳腸相関」の研究が進み、“腸の乱れは脳の乱れ”といっていいほど、腸は脳の司令官であることがわかった。そうとなれば、このメカニズムをチョ〜使わない手はない。 腸を整えると運動意欲が高まった──昨年12月、米ペンシルベニア大学医学部の研究者らが、科学誌『ネイチャー』に驚きの論文を発表した。研究チームは、走力に差があるマウスの腸を調査。特定の腸内細菌を移植したマウスは積極的に運動するようになり、逆に特定の腸内細菌を抗生物質で一掃したマウスは急に“怠け者”になった。 ここから論文は、マウスの走力を決めるのは遺伝的な要因でなく、特定の腸内細菌の有無であると結論付けた。つまり、特定の腸内細菌がマウスの脳内にある「やる気」を制御する部位を刺激して、「運動したい」という意欲が高まったというのだ。腸内細菌が脳の状態を決定
1月23日週は、全国を襲う強力な寒波の到来が予想される。資源エネルギー庁も「来週の電力需要は高い水準となることが想定される」とコメントしており、節電を呼び掛けている。 1月23日週は、全国を襲う強力な寒波の到来が予想される。ウェザーニューズによれば「全国の広い範囲で大雪の恐れがあり、非常に厳しい寒さとなる見込み」という。資源エネルギー庁も「来週の電力需要は高い水準となることが想定される」としているが、予備率(電力需要に対する余裕、安定供給には最低3%が必要)は最低でも8%を超えており、安定供給に必要な水準を確保できる見通しだ。 ウェザーニューズによれば、寒波のピークは24日の夜から25日朝にかけて訪れる見通し。北日本、北陸だけでなく西日本でも雪雲が発達しやすくなる他、雪雲が太平洋側にも流れ「普段はほとんど雪の積もらない地域でも積雪のおそれがある。シアーライン(風の流れが変化する境界線)が通
元衆院議員の金子恵美氏(44)が11日までにブログを更新。新型コロナウイルスの死亡者数をめぐるテレビ番組での発言から一部から誤解を受け、あらためて説明した。 金子氏は、火曜レギュラーを務めるTBS系情報番組「ゴゴスマ」での発言について、「ネット上で、揚げ足をとるような発言がありました。誰が高齢者だったら亡くなってもいいと言った? という気持ちになりましたが、言葉足らずならば改めて説明しましょう」と言及した。 同番組ではコロナ死亡者数が急増していることを取り上げ、金子氏は死亡者のほとんどが10~30代ではなく高齢者であることを受け「冷静に見るべき」と発言。この発言がネット上では高齢者の命を軽視したと受け取られ、批判の声が上がっている。 金子氏は自身の発言について、「『コロナ死亡者急増』というテレビ画面に記された表記にいたずらに恐れることはないのではないか。亡くなった方の数字の内訳で判断すべき
最近、「体調が悪いな」「急に年をとった気がする」などと感じている方は、隠れ炎症(慢性炎症)が原因かもしれません。 日本病巣疾患研究会副理事長で医師の今井 一彰( @imakazu )氏の著書『名医が教える 炎症ゼロ習慣 ~体内年齢が10倍若返る~』(飛鳥新社)より、一部を抜粋・編集して炎症が引き起こす病気について解説します。 「老化」や「病気」は炎症がつくり出す 炎症というと、みなさんはどんな状態をイメージしますか?たとえば「風邪で、のどが赤くなって、つばを飲み込むと痛い」「ハチに刺されたところが、赤く腫れてズキズキ痛む」などが、多くの人が考える一般的な炎症の症状でしょう。 このような症状はそのときはつらいものですが、ほとんどが一時的なもの。徐々におさまって、ほとんどが元通りに治ります。 ところがなかには、体の同じ部分で、長い期間、炎症が続いてしまうことがあります。この「長引く炎症」はさま
(米国労働省「消費者物価指数」ほか) 世界経済が高インフレに見舞われている。国際通貨基金(IMF)の予測によれば、世界全体の消費者物価は2022年末に9%に達する見込みであり、コロナ前の3%台から大きく上昇している。 先進国でもインフレが高進しており、各国・地域の物価統計を見ると、消費者物価の前年比は米国や欧州で7~10%に達しているほか、低インフレが続いた日本ですら4%近くとなっている(図表1)。先進国でこれほど激しいインフレが生じたのは、第2次オイルショック期以来、約40年ぶりである。 今回の世界的な高インフレは地域によって主因も異なる。欧州では、エネルギー価格の上昇がインフレを主導している(図表2)。脱炭素への取り組みが進む欧州諸国では、天候不順で再生可能エネルギーが供給不足に陥ると、エネルギー価格が上昇しやすい傾向にある。 最近では、ウクライナ問題を巡ってロシアとの関係が悪化してお
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