つまらない歴史教科書をつくる会 唐沢俊一のガセビア 唐沢俊一のガセビアその2 唐沢俊一のガセビアその3 「新しい歴史教科書をつくる会」もようやく死に体になってきた。元スターリニストの組織力はあの程度らしい。 連中の誰かが、「昔の左翼の歴史教科書には物語的な気迫があって、そこは美点だった」と懐かしんでいたのを、どこかで読んだ。それを読んで私は深く納得した。その主張の当否に、ではない。昔の左翼の歴史教科書など読んだことがないので、その主張が正しいかどうか私には知るよしもない。 私が納得したのは、「だからお前はダメなんだ」ということだ。 「QWERTY配列という十字架を人類に背負わせたのは、20世紀初頭のアメリカのタイプライター・トラストなんだよ。トラストというのはね(後略)」 「秋葉原は昔はアキハノハラやアキバハラと読まれていたかもしれない。どの読み方が正式なのかもわからないし、そもそも正式な