米ソーシャルゲーム大手のZynga Game Networkがソフトバンクから1億5000万ドル(約137億円)の出資を受け、ソフトバンクとの合弁会社「ジンガジャパン」を設立することになったことは、先に報じた通り。ジンガジャパンは、米Zynga同様にコンテンツプロバイダーとしてSNSにゲームを提供する立場に主軸を置くのか、それとも自らソーシャルゲームのプラットフォームを目指すのだろうか。 この件に関しては、実はほとんど情報がない。なので完全な憶測でしかないのだが、ソフトバンクはジンガジャパンを通じて、ソフトバンクの携帯電話サービス上でモバイルのソーシャルゲームのプラットフォームを作る可能性があるように思う。つまりグリーやモバゲータウンと競合するようなプラットフォーム事業に、ソフトバンクとジンガジャパンが参入しようとしている。そんな気がする。 そう考える根拠を並べてみたい。 (1)Zynga