パナソニック、ソニー、シャープ、東芝、三菱電機と、次々に家電メーカー各社が3D対応テレビを発表・発売している。だがフルHDの3D映像を楽しめる「ブルーレイ3D」対応コンテンツは国内未発売で、スカパー!HDの3Dチャンネルなど一部でのみ3D映像を楽しめる状況だ。 3Dテレビに対して3Dコンテンツが不足している現状において、注目されるのが「2D-3D変換」機能だ。「2D-3D変換」従来のテレビ放送や映画などの2D(2次元)映像を、擬似的な3D映像に変換する機能のことで、多くの3D対応テレビが採用している。 3Dへの変換は完璧ではなく、あくまでも擬似であるが、従来の2D映像を3D映像に変換して楽しめる魅力は大きい。このため3Dテレビ選びで意外に大切なチェックポイントと言える。高度な処理が要求されるために、進化の余地が大きい機能とも言えそうだ。 そこで今回は、3Dテレビ全機種にいち早く2D-3D変