タグ

ブックマーク / silly.amebahypes.com (3)

  • ①よくよく観ればさらに面白い。ドラマ『逃げ恥』を徹底的に解剖します

    ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』観てますか? てか、観てますよね。我々ももう夢中です。とにかくみくりと平匡に幸せになってほしい! 赤の他人どころか、フィクションの登場人物なのに、毎週TVモニターの前で神さまに祈ってるくらいです。伝え聞くところによると、かの菊地成孔先生もご執心とか。インテリから反知性主義を地で行く我々のような下々の者まで、日中を魅了してしまっているのが、この『逃げ恥』です。 しかし、この『逃げ恥』というドラマ、ガッキーと星野源ちゃんという見事なキャスティングもさることながら、とにかく脚と演出が素晴らしい。もちろん原作漫画の作者、海野つなみの秀逸なアイデアーーこの世知辛い日社会に無残に弾き飛ばされた就職浪人女子みくりが思いついた「恋愛関係抜きの事実婚」という設定があってこそですが、いやいや、それだけではない。 よく観れば観るほど、海野つなみの原作に込められたメッセージを

    ①よくよく観ればさらに面白い。ドラマ『逃げ恥』を徹底的に解剖します
  • サマソニ直前 短期集中ゼミ②「この夏、日本でマイケル・ジャクソンが復活するの知ってます?」

    夏フェス・シーズンも佳境。世間では、いまだたいして観る必要もない日のポピュリズム・ロック・フェスが隆盛です。しかし、〈フジロック〉土曜日のヘッドライナーを務め、全盛期以来の理想的なセットリストと熱演によって完全復活を遂げたベックに象徴されるように、やはり欧米のポップ・アクトたちがこの島国の大半のアクトよりも遥かにエンターテイニングなのは間違いありません。 2016年に生きているなら、この夏はまずはジャスティン・ビーバーを観て、その後はビヨンセとリアーナの来日公演の実現に思いを馳せる。そして、ドレイク、チャンス・ザ・ラッパー、さらには遂に4年ぶりにリリースされるフランク・オーシャンの新譜にひたすら耳を傾ける。世界中のポップ中毒患者の間では、これが2016年のベーシックな立場と言えます。 だとすれば、この残り少ない夏、国内外のアクトが共演する〈サマーソニック〉で2016年的ポップ中毒患者は何

    サマソニ直前 短期集中ゼミ②「この夏、日本でマイケル・ジャクソンが復活するの知ってます?」
  • 中目黒のカセットテープ屋「waltz」 | 01

    その日の取材はクソだった。 それでもライターとして金をもらっている以上、必要最低限の仕事をこなしながら、いつものように「お疲れ様でした」と深々と多くの人に頭を下げた。 取材で訪れた中目黒のハウススタジオを出た後、僕は駅まで歩いて帰ることにした。中目黒の駅までは歩いて約15分。地元の人以外ほとんど足を踏み入れることのない静かな住宅街を歩いていると、緑地公園の側に少し変わった“ある店”を見つけた。 壁には「waltz」と書かれている。たぶんワルツと読むのだろう。 大きな鉄扉を開けると、目に飛び込んできたのはメタリックで異様なまでに存在感のある「カセットデッキ」だ。 コンパクトで持ち運びできそうなものから、スパイク・リーの映画に出てきそうなギラギラしたものまで…。 「ふぅん、いまどきラジカセねぇ」と少しバカにしながらも、店内を少し見渡してみた。 店は大きく4つのゾーンに分けられていた。入って左側

    中目黒のカセットテープ屋「waltz」 | 01
  • 1