キャンサーコンサルタンツ Iowa Women’s Health Studyの結果によると、一般的な栄養補助食品のなかには、死亡リスクを増加させるものがあるという。 本結果はArchives of Internal Medicine誌に発表された。 マルチビタミンなどの栄養補助食品は、一般的な慢性疾患の防止または治療を目的として米国民に広く使用されている。多くの栄養補助食品の健康効果は依然としてはっきりとわかっていないが、なかには害をおよぼすものもあることが明らかになってきた。 栄養補助食品と高齢女性の死亡リスクの関連性を調査するため、研究者らはIowa Women’s Health Study〔1〕の情報を分析した。この研究は1986年に開始され38,000人の女性が参加した。研究開始時の参加者の平均年齢は62歳であった。 栄養補助食品の使用率は研究期間中増加した。1986年には、何らか