And a classic single for the holidays! Last Kitmas… I gave you my heart…
The Kitten Covers
And a classic single for the holidays! Last Kitmas… I gave you my heart…
ねずみのしっぽ
過去捏造 深夜、突然、スティーブンさんが僕の家へやってきた。勿論、爆睡してたから、最初はドアをノックする音も気付かなかったし、その音で起こされてからも、しばらく無視してたんだけど、力無く何度も叩かれるそれに根負けするように起き上がって様子を窺うと、よく知ってる人だったから、ビックリした。 こんなとこに、こんな時間に、突然来るような人じゃない。用事があったら、連絡してから来る人だ。元々、騒がしいほうではないけど、うっそりと立つその姿に、慌てて家の中へ招き入れた。 「俺が偽者だったらどうする気なんだ。不用心な奴だな」 そんなことを苦笑いして言いながら、覆い被さるように抱き付かれる。 「なにか、あったんですか？」 戸惑う僕のつむじ辺りに鼻をうずめて、スティーブンさんは曖昧な返事でごまかした。 「君と一緒に寝たくなったから」 「こ、こんな時間からっすか…」 「そういうことはしないよ」 叩き起こされ
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