連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)第20週「気象予報士に何ができる?」では、百音(清原果耶)がついに気仙沼に帰り地元で働き奮闘する様子が描かれるようだ。 百音が東京を去るということは、汐見湯での幼なじみ明日美(恒松祐里)との一つ屋根の下での生活もおしまいということになる。そういえば、東京編で登場した明日美の服装やメイクが一気に垢抜けていて、視聴者に舞台転換されたことを視覚的に感じさせるのに一役買っていたことがもはや懐かしく感じられる。 思い返せば、明日美が百音と菅波(坂口健太郎)のなかなか発展しないじれったい関係性にしびれを切らして、菅波に少し強引なまでに圧をかけてみたり、彼や百音の本心を聞き出そうとしつこく試みたことで、彼らの関係性が前進するのに貢献したところも多分にあった。 よく静かに一人考え込む百音と、あっけらかんとしておりズバズバと自身の考えを言う明日美というコントラスト