物語が進むにつれて、実衣の変化はどのように感じていますか。 最初のほうは思ったことをすぐ口に出す感じが子どもらしく、のびのびと育った人なんだろうなという感じでしたが、政子さんが頼朝さんと結婚したことによって大きな歴史の流れに巻き込まれてしまい、だんだんと昔ほど思いを口に出さなくなっているので、彼女なりの生き方を見つけないといけなくなったんだろうなと思っています。自分の欲望に忠実に生きたい部分と我慢しないといけない部分がせめぎあっている感じですね。 全成さんと結婚して子どもも生まれて、実衣なりに少し大人になってきているのかなとは思います。とはいえ、実衣はドラマ内でおなかが大きくなることなく子どもができているので、ちょっと不思議な感覚もあるんですけど(笑)、自然と振る舞いや話し方が変わってきている感じはしますね。そしてこれまでの実衣は、告げ口が大きな波紋を呼んでしまったりなどはありましたが、基
「鎌倉殿の13人」全成渾身!最期に“あの呪文”で奇跡「感動」新納慎也が語る舞台裏“壮大な前フリ”完結
『鎌倉殿の13人』(NHK総合)第30回「全成の確率」。源頼家(金子大地)への呪詛を行った疑いにより、阿野全成(新納慎也)が詮議を受ける。比企能員(佐藤二朗)はその背後に北条家の暗躍があると確信する。一方、北条家では夫・全成を巻き込んだ父・時政(坂東彌十郎)に対し、実衣(宮澤エマ)が激怒。義時(小栗旬)は北条家を守るために一案を講じることになった。 第30回では、頼朝(大泉洋)のただ一人の弟となった全成をも命を落とした。だが謀反を疑われ、死罪となった全成は最期まで僧としての姿勢を崩さず、そして実衣を想い続けた。実衣もまた全成を想い続ける。手荒な扱いを受けて自供を強いられる夫の身を案じ、全成の死を知ったときには涙を流しながらも気丈に振る舞った。 全成を演じる新納の一貫した佇まいと、実衣を演じる宮澤の豊かな感情表現は、2人の愛情の深さもさることながら、鎌倉そして北条家の栄枯盛衰をも伝える。 礼
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