今年4月からムロツヨシが主演で放送予定だったドラマ「たーたん」(日本テレビ系列)の制作が中止されることが「週刊文春」の取材で明らかになった。 同作の原作者は西炯子さんで、現在も「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中だ。主人公の上田敦は冴えない童貞男。15年前、友人から1人の赤ん坊を預かった。その友人は殺人を犯し刑務所に入っていた。赤ん坊の名は鈴。敦は鈴を実の娘のように懸命に育てた。童貞のまま父親になった男と本当の親を探し求める娘の成長の様子を描いた作品である。
会社員で“遠距離コンビ” ネタは4人で考える ――普段は小田さんは大阪、彼方さんは東京で会社員をされているとか。いつから“遠距離コンビ”になったんですか。 彼方 私が東京に出たのが2003年なので、コンビを結成した2005年の時点ではすでに遠距離でした。もともとは会社の同僚で、その後も友達として関係を続けていたから、その日あった嫌なこととか愚痴をメールで送り合っていたんです。 ©文藝春秋 撮影=鈴木七絵 小田 普段喋ってることが妙に面白くって、それが最初のネタになりました。 彼方 「六本木ヒルズに合コンに行きたい」って私が言って、小田さんに「それは高望みやなあ」って言われるみたいな。 ――ネタ合わせはどうされているんですか。 小田 ネタの大枠はメールで作っています。あとはやっぱり実際に会わないと詰め切れないので、本番の少し前に会って直して、覚えた頃に本番。昔から常に綱渡りです。あとは友達
普通のサラリーマンが「億万長者」に――ファイターズファンさん(50代男性、仮名)はスポーツくじ「BIG」で1等6億円が当たった。 高額当選者の「その後」はいかなるものか。早期リタイアを決めた経緯から現在の暮らしぶりまで、話を聞いた。(全2回の2回目/最初から読む) サラリーマン時代の年収は? ――昨年末に6億円当選されるまでの暮らしぶりは、どのような感じでしたか。 ファイターズファンさん(以下、ファイターズ) 普通のサラリーマンで、いちおう管理職といいますか、課長職についていました。 ――差し支えなければ、年収はどのくらいでしたか? ファイターズ 750万円くらいでしたね。実は、私は大学時代に留年に留年を重ねて、卒業までにかなり時間がかかったんですよ。バブル期に大学に入学して、卒業する頃には就職氷河期。もう浦島太郎のような状態で……なかなか勤め先が決まらずに苦労して、ようやく小さな会社にパ
普通のサラリーマンが「億万長者」に――ファイターズファンさん(50代男性、仮名)はスポーツくじ「BIG」で1等6億円が当たった。 高額当選者の「その後」はいかなるものか。6億円とのファーストコンタクトから当選金の使い道、現在の暮らしぶりまで、話を聞いた。(全2回の1回目/続きを読む) BIG購入の意外なきっかけ ――当選されたのはいつ頃のお話ですか。 ファイターズファンさん(以下、ファイターズ) 去年の暮れですね。 ――そんなに最近のことだったんですね。BIGの購入はこれが初めてですか。 ファイターズ これまでにも何度か購入したものの、そう簡単には当たらなくて止めました。で、一昨年からまた買い始めて、今度は当選してしまったという感じです。 ――購入を再開したのはなぜですか? ファイターズ ちょっと恥ずかしい話なんですが、占いがきっかけなんです。十数年に1回しか巡ってこない金運が上がる時期が
ファンからは「将棋の強いおじさん」として愛され、7度の挑戦の末、46歳で悲願の初タイトルを獲得したことでも知られる木村一基九段(49)。何度挫折を味わっても立ち上がる「百折不撓」の棋士である木村は、順位戦でB級2組まで降級したものの、知命を迎える年に「鬼の棲家」と称されるB級1組へ再び舞い戻ってきた。 順位戦昇級の舞台裏やこれからの目標について聞いた。 挑戦失敗したことでメンタルが崩れていたのかも ――改めて、木村九段にとって順位戦とは? 木村 長い期間のリーグ戦ですが、1局1局を勝っていくことの積み重ねなので、先のことを考えても仕方がないというのが経験上、わかっています。前期も同じで、慌てずにという感じですね。 前々期にB級1組から落ちた時は、早い時間に負けることが結構多かったです。王座戦で挑戦失敗したあたりからそういう傾向になっていったのですが、理由がわかりません。挑戦を失敗したことで
プロ棋士がシビアにランク付けされるのが順位戦だ。新たに始まる第82期順位戦でB級1組の12位にノミネートされているのが木村一基九段(49)である。 木村が悲願の初タイトルである王位を獲ったのが2019年。さらなる栄光への道を進むかとも思えたが、そこに立ちはだかったのが新世代の王者、藤井聡太だった。虎の子のタイトルをわずか1年で明け渡し、さらには順位戦でもA級からB級1組、さらにはB級2組へ落ちる屈辱も味わった。 だが、木村はあきらめない。2021年にはまたもタイトル戦の舞台に立ち、さらには知命を迎える年に「鬼の棲家」へ再び舞い戻ってきた。「不撓不屈」の精神に迫ってみたい。 まさか本当に来るとは…とんでもない誕生日プレゼントとは ――文春オンラインで木村九段にお話をうかがうのは、2019年に王位を取られた直前以来の2度目となります。まず、王位を獲得されてから、現在に至るまではどのようにお考え
――劇中でケイコがノートに日記をつけるシーンが印象的でした。あれは岸井さんの文字ですか? 岸井 そうです。岸井さんの(笑)、文字です。 ――いつもは意識しないような、カリカリと乾いた鉛筆の音も素敵でした。普段からなにか書かれていますか? 岸井 はい、書きます。日記ではなくて、説明するのがすごく難しいんですけど、「言葉」を書いてますね。 ――手書きで? 岸井 手書きです。ボールペンも絶対これというものがあって、(おもむろにペンを探して取り出して)パイロットの「ハイテックCコレト」! いまはあまり売っていなくて、家に何本か用意して、替え芯もたくさん揃えてあります。いつなくなるかわかんないから。 女優じゃなくて俳優でいいのかな ――どれくらいの期間書いているんですか? 岸井 もう12年くらい書いてますね。19歳のときから、か。 ――19歳ということは、すでに事務所に所属している頃でしょうか。 岸
――お久しぶりです。朝ドラ「まんぷく」の放送が終わったタイミングに、インタビューでお目にかかりました。覚えていらっしゃいますか? 岸井ゆきのさん(以下、岸井) 両国の街を歩きながら撮影して、(腕を大きく広げて)お相撲さんのポーズをとったり、あんみつ屋さんでおいしいカレーも食べましたよね。覚えてます。すごく楽しかったです。 ――あのインタビューの直後に、主演された映画『愛がなんだ』が公開されて。 岸井 ちょうど4年前ですね。 ――『愛がなんだ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞されましたが、今年3月には映画『ケイコ 目を澄ませて』では最優秀主演女優賞を。おめでとうございます。余韻がすごくて、映画館で2回も観てしまいました。 岸井 ありがとうございます。 セリフがないことへの恐怖 ――1回目に拝見したとき、劇伴がまったくなくて、ケイコが鉛筆で日記を書くカリカリという音とか、川沿いを走る電車の音
神奈川県知事選(4月9日投開票)で4選を目指し、立候補している黒岩祐治知事(68)が、11年間にわたって年下の女性と不倫関係にあったことが、「週刊文春」の取材でわかった。 黒岩氏は灘中・高を経て、早稲田大を卒業し、1980年にフジテレビに入社した。『報道2001』のキャスターを15年ほど務めた後、2011年の神奈川県知事選で初当選。3期12年の実績を引っ提げて戦う今回の選挙は自民、公明、国民民主各党の県連から推薦を受け、他候補をリードしている。“選挙公約”で筆頭に挙げるのは、〈パパママ目線を踏まえた保育環境の充実〉などを掲げた子ども政策。さらに女性政策にも力を注いでおり、〈生活困難女性支援の強化〉などを訴えている。
フジの人気キャスターだった黒岩氏は、年下女性と不倫関係に。性のはけ口として弄ばれた女性に残された500通のメール。そこから浮かび上がるのは――。 「悔しくて、悲しくて、やっぱり納得できなくて……。彼のことを忘れようと努力したのですが、テレビや新聞に登場するから、何度も何度も思い出してしまうんです。でも、知事としてきれいごとばかり口にしているのが許せない。有権者の方に彼の“本当の姿”を知ってもらうためにも、11年間の不倫関係の全てをお話ししたいと思います」 灘中・高卒で早大雄弁会出身 小誌記者を前に時折涙を滲ませながらそう告白するのは、都内在住の女性A子さん。“彼”とは、神奈川県知事選(4月9日投開票)で4選を目指している黒岩祐治知事(68)だ。 ◇ 「やさしい社会を皆様と作っていきたいと思います!」 4月2日午後3時、神奈川県西部の真鶴町。黒岩氏はスーパー前の街頭演説会で、そう声を張り上げ
新垣結衣は「沖縄の物語」に出演することを決めたのか。5話連続、3月19日から第1話の放送が始まったWOWOWドラマ『フェンス』第2話までを視聴しながら、その意味について考えていた。 長年の所属事務所レプロエンタテインメントとは今もマネージメント契約を一部継続してはいるが、結婚を機に個人としての活動をメディアに宣言して以降は、出演作の選択に彼女自身の意志がより強く反映されていると見るのが自然だろう。休む間もなかった以前よりはペースを落としながら、ひとつひとつ、派手ではないが新垣結衣らしい作品を選んで出演している印象だった。 その中で、野木亜紀子のオリジナル脚本作品である『フェンス』が選ばれたのは、ある意味では必然と言えるのかもしれない。『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』の野木脚本による2作品に連続して出演したことは、新垣結衣の俳優としてのキャリアを大きく変えた。高視聴率を獲得し
かつて同級生だった絵本作家の浅野ともこ(トリンドル玲奈)と内装デザイナーの太田あいこ(蓮佛美沙子)はある日、高校時代の旧友の結婚式で再会し、その後、思いがけず同居することになる。 「恋愛が嫌いってわけじゃない」「他人にそういう感情をまったく持たない人」とだけ説明して、自分はアロマンティックだと伝えるともこ。一方、「ガッと燃え上がっちゃうタイプというか、グッと入れ込んじゃう人間というか」という恋愛体質のあいこ。 そんな二人の生活を主軸に、女性、男性という属性に紐づけられたジェンダー規範、異性に恋をするのが当たり前だとする異性愛規範、恋愛・結婚・子育てがひと続きになった「家族を作るのは自然なこと」とする凝り固まった家族主義を、あいことともこは問い直していく。 派手な演出や奇想天外な設定ではないけれど、たった30分で新しい景色に連れて行ってくれるドラマだ。 ともこが作る料理が二人にもたらすもの
先手の羽生が選んだ戦型は角換わり腰掛け銀。藤井がもっとも採用する戦型にあえて飛び込んでいった。 定番の先後同型から、藤井は羽生の出方を待つ。昨年12月の棋王戦での対戦では、羽生は銀矢倉に組み替えたが、本局では玉と金の位置を右に一路ずらすという、凝った組み替えにする。これは2022年2月に指された豊島将之九段-斎藤慎太郎八段のA級順位戦と同じ進行だ。と、ここまで調べていて、あることに気がついた。 第2局の相掛かりも2022年8月の豊島-斎藤戦の順位戦と同一だった。羽生の後手番でも、第1局の1手損角換わりは2022年9月の豊島-永瀬拓矢王座の王座戦五番勝負第3局と、端歩の違いを除けば同じ。第3局の雁木も、2023年1月の豊島-大橋貴洸六段の棋聖戦と同じで、このとき羽生は大橋と同じ陣形にした。 すなわち直前の前例が、すべて豊島の将棋なのだ! 4局とも羽生が戦型を誘導しており、とても偶然とは思えな
風邪を引いた。明らかに熱がある。 数日前から発熱している次女を抱っこしていて、嫌な感覚はずっとあった。いずれ私も発熱するだろうと思ってはいたが、運悪くその日は対局日だった。 とりあえず熱を測ると39度。夫に事情を話し、後のことは任せて再び布団に潜り込んだ。 「体調管理も実力の内」という言葉は聞かなくなった 3年程前から将棋連盟は感染症対策のため、発熱時には対局を延期する特例措置を取っている。それより以前は、熱があっても這うようにして対局室へ行き、盤の前に座った。盤の前に辿り着けない時には不戦敗になる。 羽生善治七冠が誕生した1996年の第45期王将戦7番勝負第4局の2日目、当時の羽生六冠が39度の熱があったというのは有名な話だ。 ルールはその時代に合わせて変化していて、今は「体調が悪い時には休みましょう」が当たり前の世の中になり、「体調管理も実力の内」という言葉は自然と聞かなくなった。 少
注目の動画 「疑われた3人の職員に同時立ち入り」兵庫県が内部告発者に行った悪辣な“ガサ入れ”と“共犯者探し”《周囲の職員には嘘をついて…》 「疑われた3人の職員に同時立ち入り」兵庫県が内部告発者に行った悪辣な“ガサ入れ”と“共犯者探し”《周囲の職員には嘘をついて…》 「疑われた3人の職員に同時立ち入り」兵庫県が内部告発者に行った悪辣な“ガサ入れ”と“共犯者探し”《周囲の職員には嘘をついて…》 「疑われた3人の職員に同時立ち入り」兵庫県が内部告発者に行った悪辣な“ガサ入れ”と“共犯者探し”《周囲の職員には嘘をついて…》 「疑われた3人の職員に同時立ち入り」兵庫県が内部告発者に行った悪辣な“ガサ入れ”と“共犯者探し”《周囲の職員には嘘をついて…》 今すぐ視聴する≫ 注目の動画 「疑われた3人の職員に同時立ち入り」兵庫県が内部告発者に行った悪辣な“ガサ入れ”と“共犯者探し”《周囲の職員には嘘をつ
知られているだけでも富士山は何十回もの噴火をしてきている。たとえば平安時代は400年間あったが10回も噴火したのが目撃されている。歴史に記録されていない有史以前の噴火も、地質学的な調査から分かっている。 しかし不思議なことに、1707年の「宝永噴火」があって以後、富士山は噴火していない。そこから現在に至るまで約300年間も噴火が見られないのは、過去の噴火歴からすると異例の休止期間である。世界的に見ても、長い休止期間のあとの噴火の規模は大きいことが多かった。これは不安要素である。 過去にいろいろなタイプの噴火をしてきた
ちなみに関西将棋会館はその造りから、一番格が高い「御上段の間」から、その階の対局が一望できる。初めて関西で将棋を指した時には、谷川浩司十七世名人が同じ空間で対局しており、その空気感だけで背筋が伸びた気がした。 ここ数年で女流棋士の対局数は大幅に増加し、東京でも必然的に棋士と同じ部屋で対局をすることが増えた。細かいことだが、部屋によって体感気温や景色なども違い、同じ「将棋を指す」という行為でも環境が変わると少し緊張した。何事も変化した直後は違和感がある。が、それも慣れと共に馴染んでいった。 体力の大事さを改めて感じている 別の部屋で行われていた対局が、少しずつ混じり、女流棋士だけで全対局室が埋まる日がやってきた。私が見ている、全体で見ればわずかな期間でも、時代は変わっていくのだと思うと感慨深くなるものだ。 対局数の増加、特にリーグ戦である女流順位戦が創設されたことにより、女流棋士全体が活気づ
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