映画『Arc アーク』が6月25日より公開中だ。『愚行録』『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督最新作となる本作は、SF作家ケン・リュウの短篇小説『円弧(アーク)』(ハヤカワ文庫刊)を映画化したもの。人類で初めて永遠の命を得た女性・リナの人生を描く。 遺体を美しい姿のまま永久に保存する技術“プラスティネーション”に携わる主人公・リナを演じたのは芳根京子。ストップエイジング技術により、30歳の若々しい身体のままに永遠の命を得たリナの17歳から100歳以上までを演じ抜いた芳根に、『Arc アーク』での石川監督との共同作業、俳優という職業観から未来予想図まで話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】 「これがお芝居なんだ」 ーー石川慶監督からの出演オファーを一度は断ったそうですね。 芳根京子(以下、芳根):「やるからには全力でやる」というのは演技をする上でずっと念頭に置いてい
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