「地方鉄道甲子園」使用しないで 広告代理店、実行委に文書送付 全国の鉄道マニアの高校生が集まり、ことし8月に秋田内陸線で開催を予定しているイベント「地方鉄道甲子園」について、大阪の広告代理店が「商標権侵害に当たる」として、主催する実行委に対して名称を使用しないよう求める文書を送っていたことが24日、分かった。同日、実行委と秋田内陸縦貫鉄道(酒井一郎社長)が都内で対応を協議、近く方針を明らかにする。 文書を送った阪神電鉄の子会社・阪神コンテンツリンク(大阪)によると、同社は「鉄道甲子園」の名称を商標登録済み。「地方鉄道甲子園」のほかに「地鉄甲子園」という略称も使用しないでほしいとしている。 実行委は「インパクトのある名称で生徒を募ろうと思った。『鉄道甲子園』というイベントが行われたことは知っていたが、商標登録されているとは知らなかった」としている。