国末 トランプのようにポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)を尊重しないという人が最近になって出てきています。現在こういうふうに急に変わってきたのは、どうしてだと思いますか。 橋下 有権者が政治家のきれいごとに、口ばかりで本気で課題解決をしない政治に、おかしいと思い始めてきたんですよ。日本で言うところの永田町にあたる、米国で言えばワシントン、英国で言えばウェストミンスターの中だけで通用するプロトコル(儀礼)できれいごとを言っても、それはしょせん、明日のメシを満足に食べられる連中だから言えることですからね。 理想とか、きれいごとは、明日のメシを安心して食えるようになってから、その次の問題だと思うんですよ。優先順位の問題です。第2次世界大戦後、高度成長時代には、みんなの生活レベルはまだそんなに高くなかったし、今日より明日は良くなるという希望のもとに、国民の不満が鬱積(うっせき)している状
未購読 ご利用いただくには、 購読のお手続き が必要です。 このサイトは朝日新聞デジタルの一部です。朝日新聞デジタルの有料会員(フルプラン)の方は、ログインするだけでお読みいただけます。 もりぞおの『サムライカレー、世界を喰らう!』[第32回] 極私的 一番刺激的で、一番不味かった国、キューバ。 2016年11月28日、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去しました。 死去したカストロ前国家評議会議長を悼んで写真を掲げるハバナ市民=ロイター このキューバという国、私に取って最も印象深い国であり、最も「不味い」国でした。 私は現在、カンボジアのプノンペンで、海外インターンシップの運営などをやっていますが、それ以前はサラリーマンをしながらよく世界各国を旅していました。 2008年から09年にかけては、会社を辞めてビジネスクラスで世界一周、なんてこともしており、訪れた国の数は50を
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