時間労働や時間に不規則な職場と言われる新聞記者の仕事だが、果たして「ノー残業」でも業務遂行ができるのか。ふとした思いつきだったが“1カ月間残業なし”で仕事に臨んでみることにした。染みついた習慣を改めるのは難しく、困難な場面もあったが、仕事につながる良い発見もあった。 【写真はこちら】道が“水路”に夕焼け映える きっかけは、長男を保育園に預けるため社内から取り寄せた「就労証明書」だった。一日の勤務時間について「午前8時半〜午後4時半」と書かれていた。併記されている「別途時間外労働あり」とは残業のことだ。会社にとっても労働者にとっても、残業はない方が望ましいはず。ふと思った。 だが、さすがに午後4時半に業務を終えるのは無理がある。一日8時間労働とするため「午前9時から午後6時まで」を勤務時間とする独自のルールを設定。昼間には休憩として1時間を確保するように心がけた。期間は「ノー残業」のアイ
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