「いよいよ携帯電話がインターネットマシンになる時代が来た。パソコンを使うよりもiPhoneは快適にインターネットを利用できる」。ソフトバンクの孫正義社長は,iPhone発売にこぎ着けた喜びをこう表現した。ソフトバンクモバイルは2008年7月11日午前7時,東京・渋谷区の「ソフトバンク表参道」でiPhone 3Gの先行販売を開始。他店よりも5時間早い先行発売となった。 「3,2,1,0」と,店頭に集まったiPhoneファンが大きな声でカウントダウンをすると,白いスモークが店の正面を覆い尽くした。数名が店内に導かれ,店員は一斉に拍手,孫社長も笑顔で迎え入れた。テレビ局などの報道陣も押し寄せ,現場は早7時とは思えないほどの熱気に包まれていた。 同店の前には,数日前からiPhoneの発売を待つ人が集まり始めた。10日の夜に行列は一段と長くなり,11日午前7時時点では1500人にも達した。行列の長さ
ブログ検索サービスを提供する米テクノラティが4月5日に発表した調査結果によると,2006年第4四半期は投稿数で日本語ブログが世界最多だった(参考リンク:「The State of the Live Web」,図)。実に世界のブログ投稿数の37%が日本語によるもので,事実上の世界標準語である英語や,母語人口で世界最多の中国語を抑えての1位である。世界的にはもちろん,インターネット人口の点から見ても日本語がマイナー言語であることを考えると(関連記事),これは快挙と言えるのではないだろうか。 では,なぜ日本語ブログの投稿数がこれほどまでに多いのか。仮説をいくつか考えてみた。 (1)日記文学・私小説の伝統 「土佐日記」以来の日記文学や,日本文学独自の様式と言われる私小説の伝統が日本にはある。日本人には日記を書くような感覚でブログを書いている人が諸外国に比べて多いのではないだろうか。日記形式であれば
まつもとゆきひろ ネットワーク応用通信研究所 フェロー 楽天 楽天技術研究所フェロー Rubyアソシエーション理事長。Rubyの作者 Blog「Matzにっき」 まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡---梅田望夫氏の著書「ウェブ時代をゆく」の中の節のタイトルである。「時代の巨大な変化の中で個人がどう生きるべきか」をテーマにしたというこの本の中で,Rubyを生み「オープンソースで飯を食う」生き方を実践するまつもと氏の生き方に,梅田氏は何を見い出したのか。梅田氏とまつもと氏が,インターネットがもたらす新しい時代の新しい仕事,新しい生き方を語る。 まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡 ――梅田望夫さんの新刊「ウェブ時代をゆく」には,「まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡」という節があります。この本で何を伝えようとされ,なぜまつもとさんを紹介されたのでしょうか。 梅田 いま,インターネットの切り拓
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く