武田薬品の高血圧治療薬ブロプレスの誇大広告の問題を報じた2月27日、28日のNHKニュースに関して、一昨日の3月3日、当ブログで【NHK報道で追い詰められた武田薬品】と題する記事を出したところ、当ブログの閲覧数、閲覧者数共に最高を記録したのを始め、BLOGOS、ハフィントンポストにも転載され、大きな反響を呼んだ。
青空文庫の2005年は、著作権保護期間延長の話題ではじまった。 ものを書くことの目的のひとつが「人に読まれること」であるならば、著作権保護期間が70年に延長されることは、多くの作品にとって、人の目に触れる機会を確実に狭めることになるだろう。50年前ならば、人はその時代を「祖父母の時代」として、ある程度、身近に感じることができる。70年前となると、曾祖父母の時代だ。出版される本の流通期間がますます短くなりつつある昨今、本にとって、ずいぶん長い年月であることは間違いない。 3月、紫式部著、与謝野晶子訳「源氏物語」の公開が完結した。もしも公開時点で著作権の保護期間が70年に延長されていたなら、この作品も、当分の間、青空文庫で多くの人に読まれることはなかっただろう。保護期間が延長された場合に失うものの大きさが、ここでも実感できるのではないだろうか。 7月には、4670タイトルをおさめたCD-ROM
2001年のドットコムバブルの崩壊は、ウェブにとって、ひとつの転換点とな った。「ウェブは誇大に宣伝されていた」と多くの人が結論を下したが、バブ ルとその後の淘汰はあらゆる技術革命に共通する特徴であるように思われる。 一般に、淘汰は新興技術がそれまでの主役に取って代わる段階に到達したこと を示している。見かけ倒しの企業は駆逐され、本物の実力を備えた企業が大き な成功を収める。そして、両者の違いが理解されるようになる。 「Web 2.0」という概念は、O'ReillyとMediaLive Internationalによるブレ インストーミングから生まれた。ウェブのパイオニアであり、現在はO' Reillyでバイスプレジデントを務めるDale Doughertyは、ウェブは「崩壊」し たどころか、かつてないほど重要な存在となっており、刺激的なアプリケーシ ョンやサイトは、驚くほど着実に生まれて
お知らせ過去のお知らせ一覧 2024.3.19 著作権の理解に役立つ映像資料「どうすりゃいいんだチョサクケン」のご案内 NEW 2024.3.13 著作権パンフレット「はじめての著作権講座Ⅰ」更新 NEW 2024.2.26 著作権関係法令・条約集(令和6年版)発売 NEW 2023.12.27 著作権パンフレット「学校と著作権」更新 NEW 2023.12.25 著作権パンフレット「図書館と著作権」更新 NEW 2023.12.4 「実務者のための著作権ハンドブック(新版)」一部誤りのお詫びと訂正について NEW 2023.11.20 著作権パンフレット「はじめての著作権講座 II 」更新 NEW 2023.11.17 「著作権法入門 2023-2024」発売 NEW 2023.7.13 「ライブベント・ビジネスの著作権(第2版)」発売 NEW 2023.6.1 第11回 著作権・著作隣
「YouTubeと日本の著作権団体の対立」を考える 2007年8月 3日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (2) Adario Strange 2007年08月03日 最新の報道によると、8月2日(日本時間)に東京で開催された記者会見の席上で、日本の音楽・映画・テレビ業界の代表者がYouTubeの著作権侵害について不満を表明したという。 作曲家の立場から発言した出席者の1人、松武秀樹氏(写真)は以下のように述べたと伝えられている。「YouTubeは現行のサイト運営方法を取りやめ、違法な動画をすべて削除しなくてはならない。サービスを『リセット』するくらいのことをしていただきたい……。妥協点はない。著作権を有するコンテンツすべてを直ちに削除するよう要求する」 会見では、他にも日本音楽著作権協会(JASRAC)の理事からの発言もあった。 YouTubeを傘下におさめたGoogleは、
1 イギリスにおけるコピーライト 1.1 書籍業者のコピーライト イギリスにおけるコピーライトは、 書籍出版を独占したギルドの内部的取り決めとして16世紀半ば頃から自然発生した。 同ギルドは、1557年には法人化勅許を得て書籍業カンパニーとして改組される。 ギルドが国家の公認を得たことを背景にして、 ギルドの権利処理機構が公の制度と同様のものと考えられるようになった。 この頃のコピーライトは、書誌学の用語では「書籍業者のコピーライト」 と呼ばれている。国王大権あるいは営業独占を根拠として、 出版業全体を私有財産として把握し、それを同業者間で割り振るための仕組であった。 当然「著作者の権利」などはまったく考慮されていなかった。しかし、 この書籍業者のコピーライトには、英米法系コピーライトの特徴であった (1) 登記を権利の発生要件とする考え方、(2)著作者本人ではなく、 権利の保有者が保護さ
インターネットを利用したネット販売などにおいては、膨大なアイテム(商品)を低コストで取り扱うことができるために、ヒット商品の大量販売に依存することなく、ニッチ商品の多品種少量販売によって大きな売り上げ、利益を得ることができるという経済理論。ロングテール効果、ロングテール現象、ロングテール経済、ロングテール市場という形でも使われる。 一般に商品販売では「80対20の法則」が成立することが知られ、このためABC分析などを行って売り上げ下位のアイテムを“整理”することが必要だといわれていた。これは売り場面積やバックヤード在庫などの物理的制約があって限られたアイテムしか扱うことができず、かつ在庫(店頭在庫含む)には固定費が掛かるために、それを賄うだけの在庫回転率のあるアイテムでなければコスト的に見合わなかったからだ。 しかし、オンラインビジネスでは無限ともいえる売り場スペース(Webサイトなど)を
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