2009年8月12日、はてなダイアリーが装いも新たにリニューアルしました!リニューアルを記念し、はてなでブログを書いている作家の方々による著書(ほとんどサイン本!)がまとめて一気にセットで当たる、豪華プレゼントキャンペーンを実施します。 期間中にブログ(はてなダイアリー)、はてなブックマークのいずれかからご応募いただくと、抽選で10名様に、はてなユーザーが執筆された書籍のセット(A賞もしくはB賞)が当たります。
セブン・イレブンの仕事術、元々働いていたシステム系の会社をやめ、セブン・イレブンで歴戦を重ねてきた筆者が今、そのセブン・イレブンから巣立とうとしている。 話は著者がどうしてシステム系の会社をやめてコンビニという職種に入ったのかから始まる。セブン・イレブンで学んだ様々なことが書き連ねられており、決定的な場面での彼のアツイ思いと真剣な思考の流れに読んでいるこちらも簡単に話に入りこんでしまう。 印象的な場面が多く、途中からでもすぐに話を追えるので、空き時間や、電車の中で少しずつ読んでも気持ち良く読み終えることが出来ると思います。 それでは、前回の続きから読もう。 1ページはこのように見える。セブン・イレブンで戦ってきた男がセブン・イレブンをやめて独立するところから物語は始まる。 拡大、このくらいだとはっきり読めるかな。 修羅場の経験があるか、そこで逃げなかったか、そこを乗り切ったか。迷わず「YE
2009年07月25日15:00 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering 砂糖水とコーラの違い - 書評 - マーケティング脳vsマネジメント脳 翔泳社外山様より献本御礼。 マーケティング脳vsマネジメント脳 Al Ries / Laura Ries / 黒輪篤嗣訳 [原著:War in the Boardroom] 今や何百冊とある「左脳vs右脳本」の中では、最も面白く使えそうな一冊。 しかし同時に強く思ったのは、「これでは足りない」ということ。 それでも、足りない以前に「気がついていない」人が多すぎる。まずは気づいて欲しい。コカコーラーと砂糖水の違いがなんなのか。 本書「マーケティング脳vsマネジメント脳」は、「製品を育てたい」マーケティングと、「会社を育てたい」マネージメントが、なぜ互いを理解できないのかということを、これでもかというぐらい徹底的に考察した一冊。目
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
久々に凄い本に出会ってしまった。この本には未来が、あるいは未来を作り出し得る候補が描かれている。2009年前半に読んだ中で一番 (...ここで読書記録をさかのぼって確認する)、そうだな、一番好奇心を掻き立てられ、そして未来への期待を感じた本だった。おすすめです。特にここ最近海外ネットの動向を詳しく追って来なかった人に。 クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす (ハヤカワ新書juice)Jeff Howe 早川書房 2009-05 売り上げランキング : 36296 おすすめ平均 地球規模のイノベーションは、静かに、しかし急速に革命を起こす 新しい時代を迎えました。 Amazonで詳しく見る by G-Tools ハヤカワ新書の"Juice"というシリーズ。どうでもいいけど大学生協で最初にこの本を見た時、Juiceを「ジュイス」と読んで「...救世主たらんことを?」って呟いたんだ。
ええ、もちろん正座して観ましたぞ、アニメ「とらドラ!」の最終回。手馴れた様子からして、キミたち枕で練習してたね?と深夜のテレビにツッコミ入れて悶えたことは秘密だ。今回のテーマはキスシーン。キスひとつと侮るなかれ。二人の気持ちの集大成だったり、人生を変えてしまうようなキスだ。キス初心者から有段者まで参考になればと思う。 まず、「とらドラ!」。目つきは凶悪だが心優しい竜児と、見かけは美少女なのに凶暴な大河が織りなす熱血ラブコメディ。予定「不」調和な展開と、お約束の着地点は、ヤケドするよな真っ直ぐで熱いキス。泣いて笑って顔赤らめて、存在しなかった「過去」を懐かしむべし。もはや、高校生活はファンタジーなのかも。 次は、「肉体の悪魔」。第一次大戦下のフランス、十五歳の「僕」と、十九歳の人妻。夫が戦地にいるあいだにふたりは出会い、年齢の差を超えて愛し合うようになるのだが――ありきたりな食材が、完璧な一
翻訳者の角谷さんより献本をいただきました。ありがとうございます。 アマゾンに以下のレビューを投稿したのですが、なぜか1ヶ月以上待っても表に出てこないので、こちらに出します。 アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~ この本が問いかけているのは「開発者にとって客は敵なのか味方なのか」という問いだと思う。 私がソフトウエアの見積りの本を読む時に、漠然と期待してしまうのは、「これで客の口を塞ぐことができるか」ということだ。つまり、自分が「これは1000万円かかりますね」と言って顧客がそれを値切ろうとした時に、「いやこの見積りは正確です。なぜなら....」と言うような、建築における構造計算のような理論武装が欲しいと思ってしまう。 こういう思考の暗黙の前提は、「開発者と顧客は敵同士である」ということだろう。 見積りも仕様も開発者と顧客の間で交わす契約である。契約とは
『こころ』は本当に名作か―正直者の名作案内 (新潮新書) 作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/04メディア: 新書購入: 20人 クリック: 569回この商品を含むブログ (34件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 読むべきは、長篇か、短篇か? 『源氏物語』か、『金閣寺』か? 『三国志』か『水滸伝』か? ドストエフスキーかシェイクスピアか? 川端康成か芥川龍之介か? 文学に普遍的な基準はありません。面白いと思うかどうかは、読者の年齢や経験、趣味嗜好に大きく左右されます。「もてない男」に恋愛小説が、そのケのない人に同性愛的文学がわからなくても、仕方のないことです。世評高い漱石の『こころ』やドストエフスキーは、本当に面白いのでしょうか? 世界の古典を「大体読み終えた」著者が、ダメならダメと判定を下す、世界一正直な名作案内。 うーむ、この「『こころ』は本当に名作か」
2008年11月26日04:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 情熱は百(薬|毒)の長 - 書評 - ワークライフアンバランスの仕事力 ディスカヴァー社より献本御礼。 ワークライフ アンバランスの仕事力 田島弓子 最初にお断りしておくと、本書は劇薬である。 二割の人にとっては薬ともなりうるが、残りの八割にとっては毒である。 よって、 ディスカヴァー社長室blog: よくぞ言ってくれました! 田島弓子さん! 「ワークライフアンバランスの仕事力」 ●干場 で、あるからして、すくなくともディスカヴァーのスタッフ諸君、よもやまだ読んでおらぬ者はおらぬと思うが、本書の田島さんの言葉を我が言葉と心得よ!? というのは、看過しがたい失言であると諌言させていただく。 本書「ワークライフ“アンバランス”の仕事力」は、マイクロソフト日本法人元営業部長だった著者が書き下ろした仕事術。その要諦は、いかに自分に負
多少ネタ臭がするかもしれないけど、意外とまじめに選んでみた。文系・理系は特に意識してない。あとプログラム方面の話とかExcelのtipsみたいな分野も選んでない。 追記:いただいたコメント等について(1/2) - I 慣性という名の惰性 I 「産業構造」というものを理解するための本 自分のいる業界とか、自分の部署がやっている仕事とかを理解しようとするときの土台になる考え方を身に付けるために読む本。この土台部分がないまま日経新聞とか日経ビジネスとかを読んでも無駄無駄無駄無駄無駄無駄。業界分析本とかも同様。 自分の所属する産業が現在どういうステージにあって(成長とか衰退とか)、そのなかで自社はどういうポジション(業界のリーダーなのか泡沫なのか先行者なのか追随者なのかとか)にあるのかを把握することがまずは大事。まあ本当ならエントリーシート書く前にちゃんとやっとけという話ではある。 上司にこの手の
好かれる方法 戦略的PRの発想 スポンサード リンク ・好かれる方法 戦略的PRの発想 PRの仕事に40年。その道のプロの(株)プラップジャパン(2005年ジャスダック上場)社長が語るPR論。自民党の選挙アドバイザーとして2005年の総選挙を圧勝に導いたことで有名になった。パブリックリレーションズとは「大衆や公衆、ひいては社会との関係を向上させて、良好なものにする行為」であると著者は定義している。 PR会社はクライアント企業をメディアに売り込んで記事にしてもらうパブリシティの仕事が主体である。広告をメディアに掲載する仲介料ビジネスである広告代理店とは異なる。自民党のほか、キシリトール、タマちゃん(アザラシ)、宮崎シーガイア、六本木ヒルズ、避妊用ピル、ヴィダルサスーン(シャンプー)など、著者の会社が関わった成功事例が次々に挙げられる。 成功事例はそれで楽しいのだが、第4章の「危機管理のエッセ
15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術 スポンサード リンク ・15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術 叩きのめさず、叩きのめされずに、すがすがしく自己主張するのがアサーティブ交渉術。「話し上手」になるのではなく、「聞いてもらい上手」になりましょう、というのがこの本の趣旨。 相手が聞きたい話をして、YESをもらう方法として、 1 言い訳をしない 2 優先順位をつける 3 時間を区切る 4 きちんと言い切る というポイントが挙げられている。 × 「今日はとりあえず、ごあいさつということで」 ○ 「新製品のメリットをお伝えしたい」 というわけだ。 そして、相手が聞きたいことは何かを考えて、 × 「社運を賭けた新製品を、ご紹介したい」 ○ 「御社のコスト削減に役立つ新製品の特徴をご理解いただきたい」 というように、最初の説明で、Win-Winの関係を作れば、言いたいことを言っても
今日は、本をスキャンする技術(機械)にもの凄く詳しい若い友人と、久しぶりにランチを一緒にして楽しいひと時を過ごした。Google Book Search、Internet Archiveをはじめ、世界中の図書館に眠っている本たち、つまり人類の過去の叡知を、どんどんスキャンしてネット上のコンテンツとして取り込んで誰もがアクセスできるようにしてしまおうというプロジェクトが、いくつも存在する。 専門家の彼によると、4-5年という比較的短い期間で(何十年という単位ではなく)、かなりの書物がスキャンされてしまう計算らしい。僕が漠然と想像していたスピード感よりも早く物事が進んでいるようだ。 これまで「Google Book Search」(http://books.google.com/)なんてまだぜんぜん使い物にならないんだろう、と勝手に想像して、ブラブラ遊んだことなどあまりなかったのだが、彼の話を
「めいちょ」と銘打たれるとなかなか手が出せないもの。大著であることも多いし、何より難しそうなイメージが先行してしまう。さらに、たいていは「古典」…なので、書店で平積みになってる賞味期限 1 年のハウツー本みたく目に入ってこない(←こちらからアプローチをかけないと手に入らない)。 というわけで敬遠していた方へ朗報。「ソフトウェア開発の名著を読む」で手軽に「めいちょ」の品定めができる。この手のカタログ本だと、「コンピュータの名著100冊」が有名だが、これはたったの8冊の紹介、しかも新書なので30分で読める。 しかも、言語は問わない。もちろん FORTRAN や Pascal といった「古語」のコードが出てくるが無問題。伝えたい何か、例えば「プログラミング作法」や「よいコードを書くための習慣」を表現するための、レトリックとしてのコードなのだから。 とどめは、昔から、誰からでも、何度でも指摘されて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く