時間がループする物語はよく見かけるが、たいていループする単位は一日だ。 一週間単位でループする世界とか、一年単位でループする世界というのも理念的には考えられるはずだが、ストーリーが間延びしてしまうのだろう。逆に一時間単位とか一分単位だとあわただしいし。やはり一日がいちばん頃合いだ。 でも、いつも同じことばかりやっていても面白くないから、一度くらいは「1926年12月25日から1989年1月7日までの間でループする世界。昭和史の狭間で苦悩する主人公。果たして彼女は第二次世界大戦を食い止めることができるのかっ!」というような小説*1を読んでみたいものだ。 *1:別にマンガでも映画でもいいけど。