株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
「新型インフルエンザ」の警戒レベルがついに「フェーズ5」に 新型インフルエンザ登場を巡る多くの報道は、すでにご覧になっていることと思う。昨日、WHOは警戒レベルをついにフェーズ5まで引き上げた。フェーズ5とは、「複数国で人から人へ感染が進み、世界的大流行の一歩手前」という状態だ。残るフェーズは、「現実に世界的に大流行している」という、フェーズ6しかない。フェーズ6は、いわば世界戦争が始まった状態だ。 ここでは、現在の情報を元に、新型インフルエンザの特徴と、個人ができる対策について緊急にまとめるので、ぜひ参考にしてほしい。 新型インフルエンザは当初「豚インフルエンザ」とされていた。実は、新型インフルエンザ発生の機序は、すでに判明している状況だった。豚は、ヒトインフルエンザにも、鳥インフルエンザにも感染する。豚がこの両方に同時に感染した場合、ある確率で、双方のウイルスが遺伝子を交換し、本
第48回:「プロの親」なら知っておきたい、 子どもを「勉強好き」にする教科書活用「裏技」とは 親野 智可等氏 2009年4月28日 教科書は、親が活用して「こそ」、本領を発揮する 新年度が始まり、子どもたちは真新しい教科書を受け取って喜んでいるのではないだろうか。不思議なもので、勉強の好き嫌いに関わらず、子どもにとって新しい教科書はうれしいものだ。 この教科書、実は子どもたちのためだけのものではない。親にとっても、使いようによっては、子育てにとても役立つのだ。 昨年も、この教科書の活用法について簡単に触れたが(第21回「学年始めにやっておくこと」)、今回は、子どもを勉強好きにする「教科書の使い方」についてお話しする。 教科書は当然ながら、1年間の子どもの勉強内容を網羅しており、これから子どもが学ぶことを見通すには最適の材料である。 親がその内容をひととおり理解しておけば、生活の
第23回 匿名を隠れ蓑にした「ネット中傷」という横暴 ネット情報セキュリティ研究会会長 田淵 義朗氏 2009年4月9日 ネット中傷、脅迫が後を絶たない。警察に寄せられる相談件数は、昨年、過去最高に達した。ネットの世界では、匿名者が強く実名の個人や会社の立場は弱い。明らかに違法な書き込みにも、被害者の側に精神的、金銭的負担が重くのしかかる。 ネット中傷・脅迫、過去最多、昨年の相談受理、1万件超す――警察庁発表 2008年に全国の警察が受理したインターネット上の名誉棄損や中傷、脅迫に関する相談は前年比30%増で、初めて1万件を超えた。名誉棄損と脅迫事件の検挙も25%増の計173件で、いずれも統計の残る2000年以降最多となった。ネット関連の相談件数が全体で12%増の8万件余り、このうち「詐欺、悪質商法」が15%増の3万8000件弱で最多を占め、「迷惑メール」は30%増の6000件余り、
第47回 子どもの国語力を「グングン」伸ばし 「親子関係も良くする」魔法の手法 親野 智可等氏 2009年4月14日 子どもが「書くのを自分から好きになる」方法とは お子さんの日記や作文を、お父さんたちは読んだことがあるだろうか。 忙しくて、日頃子どもとあまり話す機会のないお父さんほど、子どもの書く文章を読んで「字が雑だ」「もっと漢字を使え」「意味がわからない」などと叱ってしまうのではないだろうか。 実は、お父さんが我が子の日記・作文に目を通したときこそ、子どもの国語力を伸ばす絶好の機会なのだ。学力を伸ばすだけでなく「親子関係も良くなる」、とっておきの方法を今回はお教えしよう。 書くという行為は、大人でも簡単ではない。わかりやすい文章を書いたり、自分の気持ちや感想を書くことは難しく、二の足を踏む読者も多いのではないか。 だから子どもが自分の気持ちや感情を表現するという
北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン2号」は、予告通り4月5日昼、「無事に」日本上空を飛び越えてくれた。日本に落下することもなく、自衛隊始まって以来の「破壊措置命令」を実行する場面には至らなかった。「無事に」と書いたのは、なんとも不謹慎であることは承知しているが、政府当局者の対応ぶりを見ていると、それが本音なのではないか。 それにしても、大気圏外とはいえ、日本上空を飛び越えるというのは、国家に対するきわめて失敬な態度である。本当に人工衛星を打ち上げたいのであれば、中国に頼めばいいではないか。広大な中国なら、ほかの国に迷惑をかけることもない。 ささやかに発信しているブログで「夜中にトイレに起きた古女房が亭主の頭をまたいでいくようなものだ。これをどやしつけられない亭主も情けない」と書いたら、読売のマンガ「コボちゃん」も似たようなのをやっていた。 今後は国連安保理でどこまできつい非難決議を採択で
子どもや家族の写真を撮るのは多くの家庭ではお父さんの役割だろう。 「お父さんも一緒に入りなよ」 と、子どもに誘われても、「お父さんはいいから。はい、笑って笑って」などと断ってしまう人もいるのではないだろうか。 しかし、家族が写真に一緒に写ることは親子関係にとって大きな意味を持っている。 わたしの知り合いのAさんは公務員だが、中高時代に父親が大嫌いだった時期があったという。彼の父親は怒りっぽく、言葉遣いも乱暴で、押しつけがましかったからだ。 ところが、Aさんが大人になって、ある日のこと、家の中で探し物をしていたら、子ども時代の写真アルバムが出てきた。そこには、Aさんが生まれてから幼少のころまでの写真がたくさん張られており、父親の姿もあった。 1枚の写真がAさんの目に留まった。生まれたばかりの彼を抱いて、こぼれるような笑顔を見せる父親の姿。Aさんをあやすためにガラガラを手に、変
横浜開港150年の今年、横浜市ではさまざまな記念イベントが展開され、例年にも増して多くの人びとが訪れることだろう。外国に門戸を開放し、日本が政治・経済・社会・文化など各面にわたって近代化を遂げていく、その先駆けとなった地である。横浜は見どころ満載で、歴史的建造物などもよく知られている。そこで近代化の象徴的な事柄から2~3選択し、テーマに沿って歩く横浜の旅を紹介しよう。 最後に横浜開港資料館館長 高村直助氏によるミニコラム「横浜史への視点」も掲載した。 横浜市は日本第2の大都市。365万市民をはじめ横浜に詳しい読者には初歩的すぎて恐縮だが、旅の案内のためにまず3点ほど断り書きをしておく。 横浜市の中心部は海に面している方向が北東、つまり北西―南東の街並みになっており、地元の人が「西」「東」と呼ぶ位置関係に注意。 元々は東から伸びた砂州のような土地で、江戸時代は半農半漁の寒村だった。幕府
講演の後の質問コーナーなどで、「左利きの子は矯正するべきかどうか」という質問をときどき受ける。 教育関係の雑誌やネットの子育て相談では、回答者が「直さなくてもいいが、習字だけは右利きの方が有利」とか「両手利きがいいのでは」などと答えているケースも見受けられる。だが、わたしは左利きを右利きに直す必要も両手利きにする必要も一切ないし、そうしてはいけないと考えている。 そもそも左利きを「直す」という言葉自体に、差別的発想がある。 左利きの子は左利きのまま育てた方が、自分の能力を十分に発揮できる。無理に右手でやらされても、もともと右利きの子に機能上かなうはずがない。左手でやれば同じ能力が発揮できるのだ。 習字も左手で上手に書く人はいくらでもいる。わたしの教え子でも左手で書いた書き初め大会で毎年、優勝していた。ほかにも上手な子は何人もいた。 両手利きは、一見、もっともに聞こえる。だが、「な
SAFETYと聞けば、セーフティーネットのことを連想するほど、未曾有の大不況である。 しばらく休んでいた連載を再開するにあたり、このサイトのテーマであるSAFETYについて、少し考えてみたい。情報セキュリティや個人情報保護の問題も、SAFETYをいかに実現するか、そのためにあると言ってもよい。しかしSAFETYという言葉そのものにだまされる人が増えている。その原因は言葉が形式化しているためで、それが問題なのである。 SAFETY ―― この言葉の呪縛 会社がある日、突然死する。そんな時代ゆえ、どうして? と考えることは、会社経営者にとって最優先事項である。だから突然死しないために何をなすべきか、そんな大前氏の記事がどこか気になる。 そのような不安を少しでも抱え込んでいると、経営者は疲れてしまう。よって小山氏の「心豊かで安全な経営とは何か」を読んで、安心したくなる。 「我々の国家は
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