読書・文献案内(作成中) トクヴィルは「アレクシス」ではなく、「アレクシ」です。日本ではなぜか、専門家まで間違えているので・・・。 【フランス語文献】 Tocqueville : Les sources aristocratiques de la liberté / Lucien JaumeTocqueville humoriste / Hippolyte Wouters Tocqueville De la guerre au colonialisme : Les enjeux des démocraties modernes / Hervé Guineret Tocqueville et Marx de Nestor CapdevilaTocqueville et le devenir de la démocratie: La perversion de l'idéal / Jean
お約束通りこちらにアップします。当日読み上げられたのは2の冒頭までです。 しかしあのシンポ会場は実にいい意味で不穏であったのに不完全燃焼感著しい。壇上に市野川容孝と安藤馨がそろうというだけで十分アレなのにフロア最後列では小泉義之がいつもながらの怖い顔で壇上をまっすぐ睨みつけていたし、その他かなりやばめの面子がそろっていたというに。 なおわたくしごとになりますが、終了後は市野川、更にフロアにいたid:contractio、id:yeuxquiと連れだって梅田に繰り出し、うちで寝ていた岸政彦を呼んでお酒をいただきました。 いっちーは終始上機嫌。「安藤馨スゲー!」を多分百回は言った。かつての東浩紀「ソルジェニーツィン試論」以上の衝撃であったという。 ===================== 1. 著書『社会』前後から市野川容孝が追究してきた「社会的なるものの社会的構築」という問題系、すなわち、
新聞の報道から。 →仙谷氏、自衛隊は「暴力装置だ」発言 自民の抗議で直後に撤回し「謝罪する」 - MSN産経ニュース 仙谷氏、自衛隊は「暴力装置だ」発言 自民の抗議で直後に撤回し「謝罪する」 2010.11.18 11:23 仙谷由人官房長官は18日午前の参院予算委員会で、自衛隊について「暴力装置でもある。特段の政治的な中立性が確保されなければいけない」と述べた。10日付の「隊員の政治的中立性の確保について」とする事務次官通達に関する質疑のなかで述べた。 ただ、自民党の抗議を受けて、直後に撤回し、「実力組織と言い換える。自衛隊の皆さんには謝罪する」と陳謝した。 →仙谷官房長官:「自衛隊は暴力装置」 すぐに訂正「実力組織」 - 毎日jp(毎日新聞) 仙谷官房長官:「自衛隊は暴力装置」 すぐに訂正「実力組織」 仙谷由人官房長官は18日の参院予算委員会で、自衛隊を「暴力装置」と発言、質問者の自民
はじめに結論から書いておこう。「国家が暴力を独占する」の意味は、国家が自らの暴力の行使に対してのみ、正統性を付与するということである。国家というのは、征服によるものであれ、共和主義的な統合によるものであれ、その集団がある領域内を実効支配した時点で、定義上、その領域内には少なくとも国家に匹敵しうるような暴力を行使可能な集団は存在していないはずである。だが、国家はなお支配のために「暴力を独占」する。それは、自前の暴力組織にのみ正統性を与えることによってであって、そうやって正統性を与えられた暴力組織を「軍隊」や「警察」と呼ぶ。ウェーバーによればその正統性の源泉は、近代国家においては「合法性」である。その正統性(=合法性)に基づいてはじめて、政府は国家内の自律的な暴力集団を規制したり弾圧することができるのである。 軍隊や警察は、人を殺しうる力を持っている。たとえ侵略軍から「国家を防衛」するためであ
今日の修士論文構想発表会は時間がタイトだったし、私の研究分野とは遠く離れたテーマばかりだったので、私は一言も発言しなかったのだが、共通する問題を指摘しておこう。Twitter のほうでもつぶやいたが、今年は、リサーチ・クエスチョンに言及する発表が多く、問題を明示しなければならないという点は理解されてきたようで、昨年よりも「進歩」したと思う。しかし、どのようにリサーチ・クエスチョンを設定すべきなのかという点については、まだ十分に理解されていないようなので、昨年の総評とは違ったアプローチで少し書いておこう。詳しくは論文の書き方の類のハウツー本を読むこと。エーコの『論文作法』がお勧め。 さて、リサーチ・クエスチョンは何でもいいというわけではない。京大の先生たちは、どんなテーマを設定してきても「このテーマじゃだめだ」とは言わないので、どんなリサーチ・クエスチョンでも好きなように設定して構わないと勘
h @_h_japan 昨日の見田宗介(真木悠介)講演会。 聴いてよかったと思えたポイントをメモっておこう。 「社会(科)学の研究をする際には、自分が(現代社会を)生きていく上で最も切実な問題(つまり、それが解決されなければ自分は生きていけないところの問題)としての『原問題』を、決して忘れてはならない」 2010-07-15 11:45:13 h @_h_japan 「原問題は、それ自体はナイーブで、研究するには大きすぎる問題である。なので、それを他人に話すと、学界では『ナイーブすぎる』『大きすぎる』とされ、評価されない。しかし、原問題に関する先行研究を網羅的に勉強していけば、その勉強は必ず自分の人生の糧になる。決して無駄にはならない。」 2010-07-15 11:49:15 h @_h_japan 「原問題に関する先行研究を網羅的に勉強し、その中でいまだ解決されていない点を見つけ出し、
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