macOS のパスワード変更画面では、記号の|(縦棒。よくプログラムの論理演算子で or を表現するときに使うあいつ)を入力することが出来る。また、管理者権限を求められる場合などのパスワード入力画面でも|を入力することが出来るし、コンソール上でも入力可能だ。*1 しかし、再起動後のログイン画面では、|を入力することが出来ないのである。*2 Shift+\ を押下しても無反応。それがなにを意味するか。すなわち「OSにログイン出来なくなる」ということなのである。 たとえば、パスワード作成のちょっとしたテクニックで、「aの代わりに@を使う」「l(小文字のL)の代わりに1(西洋数字の一)を使う」など、形の似た別の文字に置き換えて推測されにくくするというものがある。 なにも考えずにこれを適用し、「l(小文字のL)の代わりに|(記号の縦棒)」をmacOSのパスワードで採用すると、次OSを再起動したあと