平井玄の『千のムジカ―音楽と資本主義の奴隷たちへ』は、「ミル・プラトー(千の高原)」から本歌取りされているのであろうとは誰もがすぐさま納得できると思いますが、個人的には、書店で見かけた瞬間、副題の『音楽と資本主義の奴隷たちへ』に正直、後退りしてしまいました。自己分析してみると、どうやら、まず第一に自分が「音楽と資本主義の奴隷」そのものであるに間違いないという思いと、第二に、それでは著者は「そうではない」とでもいうのであろうか?という疑問でした。しかし、後者のやや子供っぽい反駁は、内容を読むにつれて気にならなくなり、つまるところ著者ご自身があとがきしている通り、 千のムジカ―音楽と資本主義の奴隷たちへ 作者: 平井玄出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/10/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (16件) を見る 「音楽と資本主義の奴隷たち」と
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