今月の洋風建築めぐり講座はグッゲンハイム邸。 1909(明治40)年、ハンセルの設計により建てられたコロニアルスタイルの洋館。 解体の危機にさらされ日に日に傷んでゆくのを見かねて、当時所有者であった 竹内油業さんに猛烈アタックをしたステンドグラス作家の森本さんご家族が 私財をつぎ込んで購入され、去年の秋にブライダルやコンサート会場などに 使える貸しスペースとしてオープンされた。 建物はきれいに修復されているが、これも個人の負担でのこと。 オリジナルの洋館部分に優先的にお金をかけ、増築部分や裏の建物は 息子さんらがセルフビルドで改修を続けられているという。 竹内油業の寮として使われていた裏の建物は、洋館とは全く違って簡素な プレハブのような建物なのであるが、これがあったのがラッキーだった、 と息子のアリさんは語る。ここを下宿として学生に貸し、固定的に家賃収入を 得ることができるのである。庭や
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