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ブックマーク / sankouan.sub.jp (1)

  • 詩集

    立原は、軽井沢を愛し、建築と詩にその才能が期待されながら、澄んだ魂のまま「五月の風を ゼリーにして持ってきてください」の言葉を残して二十四歳という若さでこの世を去りました。 室内楽にも似た、ソナチネの調べを運ぶ詩からあふれでる抒情の響きは、青春の光芒を永遠に灼きつけ、時代を越えて今なお輝きを失わず、人々に愛唱されています。 1997年には東京大学弥生門前に「立原道造記念館」が、2004年には、さいたま市別所沼公園に、立原の設計した「ヒアシンスハウス」が建設され、彼の夢の一つが実現しています。 1914年(大 3)、東京日橋に生まれる。東京府立第三中学校、旧制第一高等学校を経て、 1934年(昭 9)東京帝国大学工学部建築学科入学、この夏、初めて軽井沢を訪問、以後、毎夏信濃追分に滞在。一高時代より堀辰雄に兄事、大学入学後は堀の主宰する「四季」の編集同人となりました。大学在学中、建築学科の辰

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