アントニオ・ネグリという、 まあいわずと知れた結構な大学者がいるのだが、 国際文化会館というところの招聘によって この人が初来日して京都大学、東京大学、東京藝術大学などで 講演とすることになっていた。私もいくつもりでした。 ところが来日直前の3月17日になって法務省が入国を差し止め、 急遽日本に入国できないことになり、講演が中止された。 入国差し止めは、以前から評判のよくない入管法という法律(というか政令) によるもので、ネグリがかつてイタリアで収監されていたので 入国は許可できないというのが趣旨らしい。 ただ、ネグリは政治犯であり、政治犯は入国を許可されるという 入管法の特例に該当するのだが、今回はあまりにも法務省のストップが 突然すぎて対応できなかったということだ。 というか逮捕されていたのが昔過ぎて書類も用意できないとか。 上記はネットで得た情報をつないでいるので、 細部に間違いがあ