©KOIZUMI fumio memorial archives 西洋中心の音楽地図を書き直すこと。 各地の民族音楽をエキゾチシズムではなく、足元と地続きのものとして捉え直すこと。 その延長線上にあるものとしてポピュラー・ミュージックを聴き直すこと。 音楽の世界地図は広大だ。とりわけ民族音楽の世界へと足を踏み入れようとすると、けもの道が複雑に絡み合っているかのような複雑極まりない地図を前にして途方に暮れてしまうことだろう。レゲエならば映画「ロッカーズ」から、ヒップホップならば映画「ワイルド・スタイル」から入っていけばいいだろうが、そもそも民族音楽には〈これを聴いておけばOK!〉という指標が存在しない。そのうえ、民族音楽とはたとえ同じ国のものであっても、それぞれの町・それぞれの集落によってスタイルが異なる。基本的に集落内だけで奏でられ、歌われてきたものだから当然の話なのだが、それが人の移動に
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