イスラエルのクリエイターが、なんと「洗濯機」を鍋や電子レンジ代わりにして加熱、調理できるミールキットを開発した。プロダクト名は「Sous La Vie(フランス語で「それが人生さ」の意)」。 肉、魚、野菜の3種類で、パッケージにはそれぞれ、「野菜にはスピード洗濯」「肉には合成繊維用のコース」といった表示がある。 開発者はエフタ・ガジット。イスラエルの由緒ある国立美術学校、「ベツァルエル美術デザイン学院」の卒業プロジェクトのために開発したものだ。食べる前にTシャツやジーンズと一緒に洗濯機に放り込むだけで、袋を開ければ、湯気のたつ主菜や副菜が楽しめる。そもそもは「ホームレスの人たちがコインランドリーを『公衆台所』として使い、温かい料理を食べられるように」、が発想の発端だったという。 このプロダクトが発表され、世界で話題になった2017年から4年。その間に襲ったコロナ禍の外食制限で、いまや中食全
