破壊的イノベーションという陥穽が優良企業をいともたやすく衰退へ導く──。「イノベーションのジレンマ」の著作で日本でもよく知られる米ハーバード大学ビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授から、大震災後の復興に取り組む日本のビジネスリーダーに向けて1通の手紙が届いた。日本に助言を、という本誌の求めに快く応じてくれたものだ。 クリステンセン氏はここ数年、いくつもの大病を患って闘病生活を強いられていた。2007年11月に突然、心臓発作に襲われた。その2年後には悪性腫瘍が見つかる。昨年7月には脳卒中で倒れて言語中枢の機能に障害が残るという三重苦を味わった。いまだに残る障害にもかかわらず、丁寧に打ち込まれた長文の手紙の内容は、極限的辛苦を味わった者同士だけが共感できる「原点」の教えだった。 (訳・構成=ニューヨーク支局 水野 博泰) 今回の自然災害と、その結果として引き起こされた福島第1原子力
SEOはそろそろ終わる? 最近、「SEOってもう終わるよね」と思っています。昔のブログを見たら、2005年にも同じこといってて恥ずかしかったわけですが、そろそろ本当に終わるんじゃないかと思ったので、もう一度まとめてみます。 あ、SEOの定義って何?という話にもなりがちなので、以下にも書いてみました。気になった方はどうぞです。 とても大雑把なSEOの言葉の定義と「SEOは終わる」議論のずれ - ロケスタ社長日記 @kensuu コンテンツビジネスの背景 まず、Webコンテンツビジネスの背景を説明してみます。 Webでコンテンツを提供している会社のビジネスモデルは、多くが広告料です。広告はいろいろな売り方がありますが、一番多いのが「ページビューの多さに応じて増えていく」というパターンです。ページビューとは、要は「そのページが見られている数」のことです。 広告には、クリック率や、効果(実際に紹介
世界最初の民間宇宙旅行会社を目指すヴァージングループのヴァージン・ギャラクティック社が、開発中の宇宙船において大気圏突入モードの試験に成功したと発表した。 今回発表されたリリースによると、5月4日(水)にヴァージン・ギャラクティック社が開発中の宇宙船「SpaceShipTwo」で、大気圏再突入の際のFeatheredモードでのフライトに成功したという。 「SpaceShipTwo」は大気圏で親機に乗せられ、途中で分離。そのままロケットエンジンで宇宙空間に飛行し、帰ってくる同社が開発している有人旅客用宇宙船で、2009年12月のロールアウト(完成)後、合計7回の試験飛行を行っている。 今回成功したのは、大気圏突入中の安定性を確保するために「SpaceShipTwo」のテール部分の翼を65度の角度で回転・変形させて飛行するFeathered(フェザー)モードの試験。フェザーモードにすること
元コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 少し前、連休中に「終わりと始まりは同時に起こる」という記事を書いた。このところ急にテレビ関係の新しい動きが出てきたね、という話。今日はその続編的に、ちょっと絞ったことを書くよ。 フジテレビで日曜日21時から放送中のドラマ『マルモのおきて』観てるかな?ぼくは毎週観て、毎週だらだら泣いている。エンディングテーマ曲が「♪マルマルモリモリ~」という子供たちのかわいい歌声で話題を呼んでいるのは聞いたことあるんじゃない?主演の子供たちが人気出ているのか、他の番組にもどんどん出ている。ドラマの視聴率も上がっているみたいだ。 さて、その『マルモのおきて』を観ていて最近ものすごくびっくりした。主演の阿部サダヲと子供たち二人が、ドラマの設定のままで「アタックneo」という洗剤のCMをはじめたのだ。
久しぶりのポストになるが、 Quora創業者の一人、ディアンジェロ氏の講演について。 http://www.quora.com/Adam-DAngelo ディアンジェロ氏、元Facebook CTOで26歳という側面が強調されるけれど、会話の中に感じるストレートなロジックを求める頭の良さが印象に残った。 以下、Quoraについてのプレゼンより。 今日のプレゼン内容は情報の質について。 まず、最初にいえること。Web is a Mess。今のグーグルサーチが返す情報は、本当にぐちゃぐちゃしている。グーグルサーチをするときのマインドセットと、ウィキペディアで編集された情報を行き来するときの集中力・心地よさを比較すればよくわかる。 ウェブでサーチすることは、別にアリだし、5分ほど検索すればそれなりの答えにたどり着ける。しかし、同じトピックについては、世界中でいろんな人が検索しているはずだ。全部あ
コンピュータの分野で最も有名な学会であるACM(アメリカ計算機学会)のWebサイトで「The Future of Microprocessors」(マイクロプロセッサの未来)という記事が公開されています。 インテルのShekhar Borkar氏とAndrew A. Chien氏によって執筆されたこの記事は、クロック速度の上昇などによる性能向上の限界を迎え、マルチコアによる性能向上へと舵を切り始めたマイクロプロセッサがこの先どのような進化をたどろうとしているのかが説明されています。 長い記事なのですが、マイクロプロセッサの変化はソフトウェアにまで影響を及ぼそうとしており、多くのITエンジニアが興味を持ちそうな中身になっています。ポイントを紹介していきましょう。 電力消費量が性能に制限をもたらす 記事ではこれまでにマイクロプロセッサの進化を振り返り、現在が大きなターニングポイントであることを
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