【ワシントン=大木聖馬】米NBCテレビは19日、複数の米政府当局者の話として、北朝鮮が14日に発射した新型の中長距離弾道ミサイル「火星12」で、弾頭の大気圏への再突入を成功させたと伝えた。 北朝鮮が米本土への攻撃のために完成を目指している大陸間弾道ミサイル(ICBM)は、大気圏再突入の技術が欠かせず、同当局者らは「重要な技術的進展」と見て、警戒を強めている。 北朝鮮はこれまで、技術的に非常に難しいとされる弾頭の再突入技術獲得のため、実験を重ねており、2016年3月にも大気圏再突入模擬実験に成功したと発表している。朝鮮中央通信は今回の発射について「過酷な(大気圏)再突入環境の中で、弾頭部の誘導特性と、核弾頭爆発システムの動作の正確性を実証した」と主張していた。米政府当局者の見方は、北朝鮮の主張を追認した形だ。
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