「\n」でなく、「¥n」と入力しているからです。 ここらへんはコンピュータの歴史を翻ってみないと理解できません。いまでこそ文字コードに2バイト(Shift-JISなど)、3バイト(utf-8など)を割り当てることができ、数万字にコードをつけられるようになりましたが、草創期のコンピュータは、1バイトつまり256文字のコードしか割り当てられませんでした。もちろん漢字は使えず、日本語の表記は無理です。それではどうしようもないので、欧米語圏でアクセント付き文字が割り振られているコードに、カタカナを割り振ることで、どうにか日本語を表記できるようにしました。いわゆる半角カナと呼ばれるものです。 このように日本独自の文字コードを作ったさい、もともとバックスラッシュ(\)のコードに、円マーク(¥)を割り当てました。バックスラッシュは日常ほとんど使われることがなく、また金銭の計算にコンピュータを使うのに、円