「この世の可成りの部分はテクニカルに操れるんじゃないか」と考えてる人が世の中には結構いらっしゃる気がします。 そういう人々の心の奥底には「やり方さえ間違わなければ人間なんて簡単に操作出来る! チョロいもんだ!」っていう『想い』があるんじゃないでしょうか? その手のメンタリティを持つ人々を個人的に『操れる系』と呼んでいます。 『操れる系』の思考をされる方は「心の全てを今現在の自分の顕在意識でコントロール出来るはずだ」と疑っていないような気がします。 だからこそ「方法論さえ正しければ『心の在り方』を変えることなんてそんなに難しいことではない」と本気で考えてしまうのでしょう。 古今東西全ての人間が自分の見たいものを見たいように見てきました。 「見たいものを見たいように見ている」とは「その人の見ている所謂『現実』というのが、実は潜在意識やら先入観やらによって恣意的に集められた出来事の集積に過ぎない