2021年10月4日のブックマーク (2件)

  • ニューギニア高地の古代人はヒクイドリを飼育したか。古代の卵のカラから分かるミステリー

    古代人は果たしてヒクイドリのヒナを育てていたのか、それともヒナとしてべていたのか。 ニューギニア高地の遺跡から出てくる大量のヒクイドリの卵のカラを調べてみると、孵化する直前のものが多く、故意にその時期のものを集めていた可能性が出てきたのだという。 時代は更新世~中期完新世(約8,000年前まで)。ヒクイドリは言わずと知れた凶暴な鳥で、ダチョウ以上に飼いづらい。現代に至るまで飼育化はされていないものの、鳥類の習性で、孵化する時に人間を見ていれば刷り込みによって人間を母親だと思いこむことはあるらしい。 元論文 Late Pleistocene/Early Holocene sites in the montane forests of New Guinea yield early record of cassowary hunting and egg harvesting https://w

    ニューギニア高地の古代人はヒクイドリを飼育したか。古代の卵のカラから分かるミステリー
  • 20数億年前に地球の酸素急増の謎、1日が長くなったから? 新説

    米五大湖のひとつヒューロン湖の陥没穴「ミドルアイランド・シンクホール」を探索するダイバー。ここの微生物マットは、約20億年前の地球の海のものと似ていると見られ、今回の研究に使われた。(PHOTOGRAPH BY NOAA, THUNDER BAY NATIONAL MARINE SANCTUARY) 地球の大気には酸素がおよそ20%含まれている。多くの生命が生きていけるのはそのおかげだ。しかし、できたばかりの46億年前の地球の大気にはほとんど酸素が含まれておらず、24〜22億年前に急激に増えたことが地質学的な記録からわかっている。 その理由は、光合成を行うシアノバクテリア(藍色細菌)が海で増えたからと考えられている。だが、光合成を行う微生物はもっと前から地球に存在しており、だとしたらなぜこの時期に大量に酸素が増え始めたのかは大きな謎だった。 このたび、その謎にまつわる驚くべき新説が発表され

    20数億年前に地球の酸素急増の謎、1日が長くなったから? 新説
    barringtonia
    barringtonia 2021/10/04
    昼が長くなると、夜間にシアノバクテリア自身によって消費される前に環境中に拡散する酸素量が増えるため、ということのよう。