波の打ち寄せる浜辺には、海流や風で運ばれた軽い漂流物が打ち上げられ、漂着物となります。またそれだけではなく、貝殻や捨てられた陶磁器、ガラス壜なども磨かれて打ち上げられます。海岸の中でも特に砂浜は漂着物が多く見つかります。日本の太平洋に面する愛知県の海岸や、日本海に面する福井県の海岸などで、拾い上げたり見つけた漂着物を中心に紹介します。 浜辺に打ち上げられた漂着物を拾い集めたり、それらを加工して楽しむことをビーチコーミングと呼んでいます。これは浜辺を櫛けずるようにていねいに探すという意味の英語です。そんな漂着物愛好家を、ビーチコーマーと呼んでいます。ビーチコーミングという言葉は、2000年頃から日本で使われるようになりました。またその頃、九州で古くから漂着物研究をされていた石井忠氏を会長に漂着物学会が創設されました。私は石井先生を師と仰ぎ、これまでビーチコーミングを続けてきました。 四面環海
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:小麦粉の澱粉から『凉皮』を手作りしたい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ハチを捕りに行く場所は、岐阜県加茂郡八百津町。その場所がどこにあるのか全く知らないまま「喜んで行きます」と答え、取材日である7月下旬が近づいて、ようやくその場所を確認したところ、連日のニュースで猛暑が伝えられている多治見市の少し北に位置していることが分かった。埼玉県の熊谷市あたりと猛暑日本一の称号を争っている近辺でハチを追うのか。 あまりに暑いとハチがエサを追わないらしい。そんな日は人だって動けない。少しは涼しい日に当たらないかなと淡い期待をしていたが、天気予報によると当日は今年最高レベルの猛暑日のようだ。 そして予報は残念ながら的中、現地へと向かう途
ピージャーオーラサイ。呪文のような言葉ですが、ピージャーとは山羊、オーラサイとはケンカ。つまり闘山羊のこと 闘う山羊 以前、沖縄の闘牛については「読谷村祭り闘牛大会を見て来た」で少し触れましたが、今回闘うのは牛ではなく山羊です。 ピージャーオーラサイ(闘山羊)が行なわれたのは沖縄本島北部にある本部町の瀬底島。 島に入って唯一あった看板。 草むらにあってあまり目立たなかったけど。 瀬底島は昔から山羊の飼育が盛んで、農作業の休憩時や終わりに家々から山羊を連れてきて闘わせて楽しんでいたそうです。 しかし時は流れ、島から出稼ぎに行く人が多くなる昭和40年頃からはだんだんとその風景は見られなくなったとか。 主催者である瀬底山羊愛好会のみなさまは伝統を踏まえ、島の観光振興もかねてピージャーオーラサイを開催しているそうです。 会場到着 会場に入ってみましょう 入場料は1000円。中学生以下は無料。 って
もうすぐお正月だし、こんな図を作ってみたんだけどね。 十二支ですか? いろんな国の十二支? そうそう。実はこれ全部、「どこの国の十二支の何番目の動物」という情報まで含めて、Unicodeのコードチャートに載ってるものなんだよね。 いちばん左の列が標準的な十二支ってことですね。 うん。日本だと、12番目のイノシシだけが独自仕様だな。それが標準仕様だとブタ。 カザフスタンでは、来年の干支はカタツムリですか。 よくわからないけど、そうなのかな。 このペルシアのネズミは、どうして小さいんですか? 標準仕様のネズミの絵を縮小したみたいに見えますけど。 それはネズミの種類が違うんだよ。ドブネズミとハツカネズミ。 え? でもこれ、文字なんだから、たとえばゾウでもアリでも同じ大きさに描かれるものですよね。 原則は、そうだね。 じゃあ、どうしてドブネズミを縮小したのがハツカネズミなんですか? まあ、ちょっと
この新たなホームページ作成にあたり、当社の屋外用木製品の品目別リストを整理しました。こんなものも製作できるのかということを知っていただきたいと思い、ひとつの分類ごとに4枚の写真で表現しています。全部で23項目になりました。 -以下省略- タウバ製カーポートデッキは 初登場! このインスタがきっかけとなり ご縁が結ばれました。 ウリンとはまた違い、 少しソフトでナチュラルな 印象を受けます。 建築の真っ白な壁と合わせた鉄骨も 印象的。 見どころ盛り沢山なので、 小出しにしてpostの数を稼ぎます。 -以下省略-.. 3年前に訪れたメルボルン、港近くのキングスドメイン(公園)にあるイチジク科の巨樹です。イチジク科の木は大きくなりますが、枝は真横に伸びていますね。子供なら木に登って遊びたいでしょうね。 --以下省略--.... 先の日曜日、三重県津市美杉町にある「竹
奈良発祥の古武道「宝蔵院流槍術」。約460年の歴史を持つ由緒正しき武道だが、槍の柄の原料であるカシの不足が深刻化し、伝統の継承に黄色信号がともっている。槍に適する長尺で無節のカシを調達できるのはいまや愛知県の製材所1軒のみ。「自分たちで植林するしかない」。伝統を守るべく、槍術の伝習者が立ち上がった。 460年の伝統、国内外で約100人が鍛錬励む 昨年12月10日、上牧町の山林ではカシの苗の植樹祭が行われていた。平成25年から毎年、ドングリから大切に育ててきた「ハナガカシ」の苗だ。約2500平方メートルの敷地に随時、計1500〜2千本を植える予定で、30〜50年後に伐採し槍の柄を製材する-という長期計画を立てている。 宝蔵院流槍術は約460年前に興福寺(奈良市)の僧、胤栄が始めたとされる奈良発祥の古武道。現在は奈良を中心に国内外で約100人が鍛錬に励む。特徴は、十文字の穂先が付いた「鎌槍」(
今年の正倉院展に「白葛箱」が出陳されるそうだ。これは植物のクズの繊維を編んでつくられた繊細な細工物である。 クズと言えば、最近は「緑の怪物」扱いされるほどの繁殖力を誇り、開けた土地をあっと言う間に覆い尽くす。日本どころか海外でも侵略植物扱いされている。 だが、古来よりクズから取り出した繊維で編んだ小箱や鞄物などが作られており、繊細で優美な魅力がある。だから正倉院にも納められているのだろう。今でも葛細工の箱は、宮中祭祀や伊勢神宮の神宝として遷宮には欠かせないという。 私は葛細工と言うと、幻の「水口細工」を思い出す。そして、それが消えた理由を考えると、現代の日本のものづくりにも通じる憂いを感じてしまうのである。 水口細工1滋賀県の甲賀市水口地方では、水口細工として葛で編まれた小箱などが、少なくても江戸初期から作られていた。参勤交代を始めとする東海道を旅する人々のお土産として珍重され、シーボルト
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昭和っ子たちを夢中にさせた「懐かし玩具」を、レトロ系ライターが紹介する連載企画。今回のテーマは、70年代までは「学習教材」「教育玩具」として定番商品だったにもかかわらず、80年代以降は「危険物」として排斥され、市場から姿を消してしまった「昆虫採集セット」だ! ♪夏がくれば思い出す…… 8月もそろそろ中旬。夏休みも後半にさしかかり、遊び呆けていた小学生たちも宿題のことが気になりはじめるころだろう。 筆者も宿題を最後の最後まで放置しておくタイプの子どもだったので、9月直前になると毎年のようにパニクった。特に苦労させられたのが、ついつい後まわしにしてしまいがちな自由研究だったなぁ……なんてことを考えていると、必ず脳裏に浮かんでくる懐かしいオモチャがある。今では跡形もなくその存在が消えてしまった禁断の玩具、「昆虫採集セット」だ。 ▲典型的な「昆虫採集セット」2種。70年代までは多数のメーカーが同種
腐草為蛍と書いて、くされたるくさほたるとなる、と読みます。腐った草が蒸れて、蛍になるというのです。文化5年に発行された『改正月令博物筌かいせいげつれいはくぶつせん』によれば、「腐草はくされたる草なり。暑さに蒸されて蛍を生ず」ということだそうです。つまり、蛍は腐った竹の根や、腐った草が蒸れて蛍に化したものだと考えられていたというのです。 ホタルの語源は、〈火垂る〉〈火照る〉〈星垂る〉〈火太郎〉など、いろいろな説があります。いずれも光るものを指しています。では、蛍はどうして光るのでしょうか? 蛍は、幼虫にも発光器を腹節にもつものが少なくありません。さなぎにも発光器があって発光するのです。 平凡社の『世界大百科事典』では、 発光器は透明な表皮、発光細胞からなる発光組織、その奥の反射層からなり、発光組織には気管と神経が網目状に入りこんでいる。発光細胞にはルシフェリンという発光物質とルシフェラーゼと
クスシヘビ (薬師蛇、Zamenis longissimus) は、ナミヘビ科に属するヘビの一種。ヨーロッパに生息し、無毒である。全長は2 mになり、タイリクシマヘビ・モンペリエヘビと並ぶヨーロッパ最大のヘビの一つである。 ギリシア・ローマ神話におけるアスクレーピオス、またそれに由来するシンボルなどに用いられ、文化・歴史的にも意義のある種である。 形態[編集] 幼体 孵化時は全長30 cm程度だが、成長すると110-150 cm、大型個体では200-225 cmになる[2]。滑らかな鱗は金属光沢を与えている。 幼体・亜成体は首に黄色い模様を持ち、ヨーロッパヤマカガシに似る。体色は薄緑から茶緑で、背面には2対の暗い斑点が尾まで並び、縞模様を構成している。頭部にも明瞭な暗い斑点があり、1つは後頭部にあり馬蹄形、もう1つは第4-5上唇板から眼、そして後方へと繋がっている。 成体は一様な体色をして
シベリアではマンモスの牙を採掘して暮らしている人々がいるそうです。 今回の記事では現在のマンモスの牙事情を紹介したいと思います。 以下翻訳です。 シベリアにおけるマンモスの牙の採掘 Добыча бивней мамонта в Сибири 1万年前、北シベリアにマンモスというもさもさな巨大生物がいた。 最終氷期時に気温が上昇し、氷が溶け、マンモスの居場所が狭くなったせいでマンモスが絶滅した。 なぜかというと、増水でできた隔離された島に閉じ込められ、陸に戻れなくなったからだ。 シベリアの東と北方の島に閉じ込められたマンモスの個体群がいなくなったのは3700年前。 現在、牙を含めてマンモスの遺体はシベリアのエリアで最もよく発見されるものの一つである。 学者はロシアの領土にあるマンモスの遺体は数10万トンに及ぶと推定している。 毎年20~60トン発見されているのだ。 そう考えると、どれだけの
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