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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/aureliano (23)

  • インテリアに圧倒的に一人勝ちし快適な住空間を手に入れるための7つステップ

    都会に暮らしているとそれはもう部屋が狭いケースは圧倒的に多い。その上、やらなければいけない仕事、読まなければならない、見なければいけない映画べなければいけないべ物の集積などで、部屋の中には物が溢れ出してくる。それはもう、あっという間に溢れ出してくる。結果、ただでさえ狭い部屋が以前にも増して狭くなり、とてもではないが気持ち良い部屋とは言えなくなる。快適空間からはほど遠くなる。家に帰りたくなくなる。ましてや友だちを呼ぶなどとはもってのほかだ。 そういう状況を何とか打破したい。1日のうち実に約50%の12時間を過ごすと言われ、その結果人生において欠かすことのできない「自分の部屋」というものを、何とか快適にして、人生そのものも快適にしたい。そういう人たちにおくる、インテリアに圧倒的に一人勝ちして、快適な住空間を手に入れ、人生までをも快適にしてしまおうという7つのステップが、以下に紹介するT

  • 映画を体系的に理解するための7作品 - ハックルベリーに会いに行く

    はじめに最近クリエイター志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去の映画(特に80年代以前の作品)を見たことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。例えば「キューブリックをどう思う?」と聞くと、「キューブリックって誰ですか?」という答えが返ってくる。「デ・ニーロの映画で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔の映画を見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「テレビでやっていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。 今の若い人の間では、映画を体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題作ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといてジャンルごと理解しようとする人はほとんどいない。これは、ちょっと由々しき問題だと思わされた。映画は、もう長いこと(20世紀の早い時期から)エンターテインメン

  • パワーポイントで作る企画書のデザインを美しくみせるための7つのポイント - ハックルベリーに会いに行く

    はじめにパワーポイントというのは、今や企画書作成用ツールとしてビジネスになくてはならない存在になった感があります。ぼく自身も、業は企画者なので、これまで数え切れないくらいの企画書をパワーポイントで書いてきました。そんな中で、最も気をつけ、また力を入れてきたのが「デザイン」でした。内容もさることながら、見た目の美しさや、読んでみたくなるような構成・演出、読みやすさなどに、何よりこだわってきました。なぜかといえば、企画書というのは、多くの場合、まず手に取ってもらうまでに大きなハードルがあるからです。その次に、実際に見て読んでもらうまでにまた大きなハードルがあります。 企画書というのは、書いたら必ず読まれるというものではありません。むしろ多くの企画書は、ほとんど読まれない運命にあります。なぜかといえば、企画書というのはたいていいくつも提出されるからです。一つの案件に対し、10個も20個も提出さ

  • なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか? - ハックルベリーに会いに行く

    母の教え梅田望夫さんのインタビュー記事を読んだ。日のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3) - ITmedia Newsこれを読んで思ったのは、「なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか?」ということだ。 なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか? それがぼくには分からない。当に、普通に話しを聞きにきても良さそうなものだと思う。むしろ、話を聞きにくるのが自然だと思う。それが、こうまで話しを聞きにこないと、ぼくははてなのことを疑ってしまう。ぼくははてなを、「当に真面目にビジネスをする気があるのか?」と疑ってしまう。「企業として、顧客のニーズに応えようという気があるのか?」と疑ってしまう。「組織として、社会に貢献しようという気があるのか?」と疑ってしまう。もし、今はてなが株を公開しても、ぼくは買おうとは思わない。確実に値上がりが見込めるような状況でも、やっぱり要らない。

    bassai718
    bassai718 2009/06/02
    あんまりこの人好きじゃないけどこの文章はおもしろい!
  • ぼくの名前 - ハックルベリーに会いに行く

    みなさん、こんにちは。初めまして、ぼくの名前は岩崎夏海と申します。今日は少し、ぼくのことについて書こうと思います。 ぼくは1968年(昭和43年)に生まれました。今年で41歳の、職業は会社員です。 ぼくは東京の新宿で生まれました。生まれてすぐ、親の仕事の関係でいくつかの場所を転々と移り住んだのですが、3歳の時に東京の日野市に落ち着きました。日野市は、東京の西、新宿からは京王線の特急で30分ほどの距離にあります。立川と八王子という二つの大きな市に挟まれていて、存在自体はマイナーですが、それなりに多くの人が住んでいます。日野市は多摩丘陵の一角に当たり、ぼくの住んでいた地区はとても坂が多いところでした。またその一帯は、昭和30年代に山林を伐り開いてできたベットタウンで、多くの雑木林が点々と散在している、とても自然豊かなところでした。ぼくはここで11歳までを過ごしました。ですので、ぼくにとってふる

  • 自己実現をはかれる人の7 つのチェックポイント - ハックルベリーに会いに行く

    ついひと月ほど前、転職活動をする中でさまざまなところを訪問し、さまざまな人たちとお話をさせて頂く機会があった。その中で特に印象に残ったのは、とあるベンチャーキャピタル(VC)にお勤めの方のお話しだった。名前を仮にAさんとしておく。Aさんは、職業柄さまざまなベンチャー企業の人たちとお会いする。特に社長と会う。その上で、彼らの会社が今後成長していくかどうかを見極めていくのだけれど、その際の評価基準となるのは、一も二もなく「社長そのもの」なのだということだった。こう言ってしまっては何だが、事業内容や設立趣意などはあんまり見ないのだそうである。感覚でいうと八割から九割が社長で判断するらしい。Aさんが言うには、社長は会社の顔であると同時に、会社の性格でもあるという。社長の性格が、会社の性格にもそのまま反映されるからなのだそうだ。大企業ではそういうことはないのだが、中小企業、特に新興のベンチャーにおい

  • もうすぐ「将棋界で一番長い日」がやってくる - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくは将棋は詳しくないのだが、名人戦だけは好きだ。特にA級順位戦が好きで、毎年3月に行われる俗に「将棋界で一番長い日」と言われる一日は、毎年楽しみにしている。 ここで簡単に将棋の名人戦のシステムを説明する。将棋の名人戦は5つのクラスに別れていて、上から順にA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組となっている。まずプロ棋士になると、自動的に一番下のC級2組に配属される。各クラスでは、リーグ戦方式でそれぞれ対局を10局近く行い(局数はクラスによって違う)、上位数名に入ると上のクラスに上がることができ、下位数名に入ると下のランクに下がってしまう(昇格や降格の人数も各クラスによって違うが、2名か3名である)。そういう、サッカーのリーグ戦のような仕組みで運営されている。名人戦がサッカーリーグと違うのは、一番上のクラスであるA級で優勝した者が、そのまま名人となれるわけではないところだ。A級で優勝し

    bassai718
    bassai718 2009/02/12
    今年のA級最終戦、谷川浩司対鈴木大介戦は見逃せない。
  • 小室哲哉は「人を見る目」のある人間だった - ハックルベリーに会いに行く

    小室哲哉が逮捕されてしまったけれど、昔の彼は当にすごかった。ぼくは彼のことを直接は知らないのだけれど、テレビ業界にいたからその噂は色々聞いていた。噂と言っても悪い噂というのではなく、良い噂の方だ。一頃の小室哲哉は、誰もが驚嘆するような、当にすごい仕事をしていた。 これは「ダウンタウンのごっつええ感じ(以下『ごっつ』)」のスタッフの人から聞いたのだけれど、彼らにとって小室哲哉はまるで魔法使いのような存在だった。魔法使いのように次から次へと信じられない所業を成し遂げ、みんなをびっくりさせたのだ。 小室哲哉が「ごっつ」のスタッフをまず驚かせたのは、篠原涼子をプロデュースして空前の大ヒットを飛ばした時だった。「ごっつ」のスタッフが驚いたのは、「あの」篠原涼子をプロデュースして200万枚を超えるセールスを記録したことだ。「あの」というのは、その頃の篠原涼子は(今の彼女からは想像もつかないが)、何

  • テキストに知性があるかないかを見分ける10のポイント - ハックルベリーに会いに行く

    面白いとは何だろう?「知識」のプライオリティは下がっている町山智浩さんのブログを読んでいたら、興味深い一節に突き当たった。 オイラはものをあまりよく知らない。昔はそれを恥ずかしく思っていたし、よくバカにされてきた。でも、今はなんとも思わない。なぜなら、ネットの時代、知識は誰でも簡単に拾えるようになったので、知識そのものに価値がなくなったからだ。いや、それは言い方が違うな。当に物知りなのか、ネットで拾っただけの知識なのか見分けることが困難になったからだ。ちょこちょこっと検索して、それを散りばめれば物知りに見える文章は作れる。「鎮」という漢字が読めない知ったかぶり「雑学王」 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 なるほどこれは確かにそうかも知れない。インターネットやIT機器の発達で、情報というものはこれまでと比べて格段と調べやすく、また引き出しやすい環境になった。だから、以前のようにそれを

  • Perfumeのダンスはなぜ物足りないか - ハックルベリーに会いに行く

    id:y_arimさんからリクエストがあったので、ダンスについて書きます。 y_arim id:aurelianoにはこれにしっかり応答していただきたい。はてなブックマーク - Walk Out to the World Tower / 2008年09月07日 ぼくはダンスというものをそれほどよく知っているわけではない。ダンスはとても難しい。ダンスというもののことを一生懸命考えていた時期はあったし、ダンスを一年間ほど習っていたこともあった。ダンスについてとても詳しい人から真剣に話を聞いたこともあった。ダンスの現場に長く着いていたこともあった。それでもダンスのことはやっぱりよく分からなかった。と言うのはダンスはとてもエモーショナルで感覚的なものなので、系統立てたり論理立てたりして理解することが難しいからだ(それが不可能ということではない)。分かったと思ったら、するりと両手からこぼれ落ちる。そ

  • 彼らには強い嫉妬心を抱く - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくはテレビが好きだったので、昔はよくテレビを見ていた。テレビも見ていたし、CMも見ていた。90年代の終わり頃というのは、テレビもCMも当によく見ていた。その中でも、たかだか15秒でぼくの胸をわしづかみにして、身体ごと持って行かれるような強力なCMがいくつかあった。見た瞬間に恋に落とされるような、それが気になって仕方なくなるような、信じ難い力を持ったCMというのがいくつかあった。 そのうちの一つに、こういうのがあった。リンク:YouTube - JR higashinihon Traing ressyano tabiga kuretamono ぼくはこれに身体ごと持っていかれた。ここにはぼくの好きな世界の全てがあった。ぼくはこの世界に強烈に惹かれた。この世界に胸を締めつけられるような思いを味わわされた。簡単に言うと、ぼくはこの世界に恋をした。そしてそこに登場する女の子に恋をした。当時付き

  • 戸田恵梨香よりむしろPerfumeの踊りの方がきつい - ハックルベリーに会いに行く

    戸田恵梨香さんの踊りが正直きつい - おれはおまえのパパじゃない という記事があったけれど、ぼくはこの戸田恵梨香のダンスは全然ひどいとは思わない。 むしろパッショナブルな素晴らしいダンスだ。振り付けも踊り子の良さをよく引き出している。CM全体の雰囲気は確かにアナクロだが、それもまたそこはかとない味となっている。 このダンスは当に価値のあるものだ。よく見れば分かるんだけど、始まってすぐの、手を振り上げて降ろしてくる瞬間のところで、それまで無表情だったのが、口がパカッと開いて花が咲いたような笑顔に変わっている。こういうのがセンスなんだよね。こういうのが見る者に力強く訴えかけるんだ。もちろんコレオグラファーの指導かも知れないけれど、これはやれと言われてそう簡単にできるものじゃない。これをできること自体、彼女にセンスがあるという証拠だ。 それから、右腕を閉じた時に少し俯き、開いた時にまた顔がパッ

  • 渋谷にアムウェイの人たちがよく集まるカフェがある - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくは友だちがとても少ないのだが、それでもいないわけではない。ほんの数人、親しい友だちがいて、時々一緒にご飯をべたり、お茶を飲んだりする。 その友だちの一人にMという男がいる。Mはぼくの後輩なのだが、今ではもう友だちのような関係だ。Mもぼくも渋谷の近くに住んでいるので、会う時は渋谷が多い。電話をして、ちょっとお茶でも飲もうよという感じになり、カフェでよくお茶をしたりする。カフェに行く時、ぼくはスターバックスが好きなのだが、Mはタバコを吸いたいので、他の店に行くことになる。スターバックスは禁煙でタバコが吸えないのだ。ぼくはタバコを吸わないのだが、Mと一緒の時は、Mに合わせてタバコの吸える店に行く。ぼくは、近くにタバコを吸う人が多かったので、タバコを吸える店に行ってもそう苦にすることはない。 ある時、それは夜の9時頃だったのだけれど、渋谷で会っていたぼくらは、じゃあお茶でも飲もうかということ

  • そもそも他人に期待するからあなたの恋も上手くいかないのです - ハックルベリーに会いに行く

    少し前のだけれど、増田のこのエントリーがとても面白かった。もっと学校で、テクニックを教えてくれればよかったのに これには大いに共感させられた。ぼくも大人になってから、「なんで学校ではこれを教えてくれなかったのだろう?」と思わされることがしばしばあった。大人になって、自分で気付いたり、あるいはひょんなきっかけで知ることのできたテクニックで、「もっと早くに教えてくれていれば、こんなに回り道をせずにすんだのに」と恨めしく思ったことが何度かある。 そのうちの一つに、「人に期待をしてはいけない」というのがある。このことをもっと早くに教えてくれれば良かったのにと、これに初めて気付いた時には大いに憤慨させられたものだ。 というのも、ぼくはどうにも「人に期待してしまうタイプ」だったからだ。人に常に理想的な状態を期待し、あいつならやってくれるだろう、あいつならできるはずだと、そんなふうな夢見がちなタイプだっ

  • ドイツ人の女の子から聞いた笑い話 - ハックルベリーに会いに行く

    数年前、ドイツ人の女の子(当時17歳)と知り合って、その子から聞いた笑い話。ドイツ人の、今40代くらいの世代の人たち(彼女の親の世代)は、アニメについて2度びっくりさせられた経験があるのだという。 1度目は、彼らがまだ子供の頃。その世代の人たちは、子供の頃、みんなテレビで「アルプスの少女ハイジ」を見ていたらしい。もちろんドイツ語の吹き替え版で。これはもう、ほとんど全員見てたらしい。そして当時は、これを作ったのはなんの疑いもなくドイツ人だと思っていたのだそうだ。当時は、日人がアニメーションを作るなんていうことは誰も知らなかった。ましてや、「アルプスの少女ハイジ」という彼らにとって馴染み深い国民的な童話を、外国人が(それもアジア人が)作るなんていうのは想像すらつかなかった。だから、だいぶ後になって(もう大人になってから)、それを作ったのが実は日人だったというのを知らされ、たいそう驚いたとい

  • 「フルメタル・ジャケット」は世界最高の映画だ - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくは「フルメタル・ジャケット」が好きだ。好きであるだけでなく、これはスタンリー・キューブリックの最高傑作でもあると思う。理由は特にないが、ぼくの感性がそう叫ばせるのだ。あとワイルダー監督もそう言ってた。この映画、前半だけならおそらく映画史上最高の傑作だろうと。そんなわけで、「フルメタル・ジャケット」のどこが素晴らしいのか、見ておくべきシーンを10個あげて、「フルメタル・ジャケット」を見たことがある人にもない人にも、そのすごさを分かるように解説したいと思う。 1.「冒頭の髪の毛をカットするシーンがすごい」映画の冒頭、海兵隊の訓練所に入った生徒たちが頭を丸刈りにするシーンがあるのだけれど、よく考えると、役者たちはみんなこのシーンのために髪を伸ばしてたのだ。そしてこの映画のために頭を丸刈りにした。それがすごい。こういうイニシエーションを通過することによって、役者一人一人にとってのこの映画

    bassai718
    bassai718 2008/08/23
    確かにハートマン教官の印象が強すぎて後半はほとんど覚えていない。
  • ぼくの人生を変えた10の小説 - ハックルベリーに会いに行く

    ドリトル先生航海記全てはここから始まった。後で知ることになるのだが、ここには物語のほとんどの原型が詰まっていた。物語の成り立ちも原型的だった。それはまさに物語だった。これこそ子供が読むためのだった。 馬の首風雲録筒井康隆をいつから好きになったのか覚えていない。最初に読んだのは「将軍が目醒めた時」だというのは覚えている。ただそれほど面白いとは思わなかった。つまらないとも思わなかった。不思議な読後感だった。それから、筒井康隆をよく読むようになった。震えるような感覚はなかったけれど、いつの間にかどっぷりハマっていた。そしてこの小説を読んで、初めて面白いと思った。 東一局五十二場ふとしたきっかけから麻雀に興味を持った。その過程で、麻雀には阿佐田哲也というすごい小説家がいるのだということを知った。代表作は「麻雀放浪記」だったが、手始めに短編集から手をつけてみることにした。屋さんで、タイトルに引

  • ぼくの知り合いのとてもモテる人について - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくの知り合いにとてもモテる男の人がいる。その人のモテ方はすさまじくて、もうとにかく女性を取っ替え引っ替えだ。彼女もコロコロ変わるけど、浮気もしょっちゅうだし、一晩だけのなんて言い出したらキリがない。ちなみにその人は全然イケメンじゃない。むしろブサイクの部類だ。なのにモテる。並み居るイケメンをなぎ倒して余りある。どんなイケメンもその人には叶わない。みんな、「あいつには負けるよ」とシャッポを脱ぐ。というより、呆れられる。「なんでそんなにモテるの?」って。その人のモテ方は異常だからだ。まるで鬼の首を取ったようにモテる。で、「なんでそんなにモテるのか?」ぼくも、その人と付き合う中でそれを考えたことがあったので、それを今日はここに書いてみたい。 まずその人は、お母さんに溺愛されて育った。きっと良い育てられ方をしたのだろう。自分の存在に対して揺るぎない自信がある。特に女性に対しては、臆したりビビった

  • もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら - ハックルベリーに会いに行く

    はじまりもし高校野球の女子マネージャー(名前は仮にみなみちゃんとしよう)が、ドラッカーの「マネジメント」を読んだら、彼女はきっと驚くだろうな。なぜなら、そこには彼女が所属する野球部と、彼女自身のことが書いてあるからだ。「マネジメントなしに組織はない」「マネジメントは企業だけのものではない」「マネジャーをしてマネジャーたらしめるものは、成果への貢献という責務である」 「所属する野球部に何とか成果を出させたい。そのためには自分に何かできることをしたい」そう考えていたみなみちゃんは、このが「自分のために書かれたもの」であることを確信する。だから以降、そこに書かれていることを脇目も振らず実践するようになる。 野球部におけるマネジメントの役割みなみちゃんは、「マネジメント」を読み進める。するとドラッカーは、マネジメントには三つの役割があると説く。そこでみなみちゃんは、それらについて一つ一つ自分に当

  • 高校生がヌードクロッキーをする時の気持ちについて - ハックルベリーに会いに行く

    おれが初めてヌードをクロッキーしたのは多分高校1年生の絵の予備校だったと思う。その時は何と言うか異様な空気がクラスを包み込んでいた。まず初めに先生がよそよそしい。いつもは冗談とか言ってフレンドリーなくせにその日ばかりはなぜか厳つい感じで、鹿爪らしくアカデミックな雰囲気を醸している。「これは飽くまでも勉強なんですよ。そこ間違えないように」というメッセージを全身から発している。実際、モデルさんが来る前の教室でそういうことをそれとなく告げてくる。 こちらからすればヌードモデルというのはまず初体験だから、何も分からない。先生も説明しない。ただ相手は人間じゃなくて飽くまでもモデルですよみたいなことを言う。余計な感情を抱かないようにとまでは言わないが、言外にそういうニュアンスを含んでいる。そして、ただ造形だけ見るようにしろと。今から考えるとそれは絵の質からは著しく外れているが、それもまあ致し方ないと