最近ようやく『ルールズ・オブ・プレイ(上)』という本を読み始めた。ゲームデザインの基礎を著した本として、以前話題になった本だ。ケイティ・サレンとエリック・ジマーマンの共著になるこの本は日本語訳として2011年に刊行され、今年(2013年)に日本語訳の下巻が発売となった。(ちなみに本国アメリカでは2003年に出版された) 今頃読み始めるのは、ずいぶんと周回遅れな感じだが、読んでいる今の感想としてはめちゃくちゃ面白い。僕はゲームを作ったりはしないのだが、プレイヤーの立場で読んでも興味深い事柄が色々と書いてある。そんな僕が、今回、この本を読んでいて、たまたま二人の偉大なゲームデザイナーが同じようなことを言っていることに気がついたので、少し書いてみたいと思う。その二人とは、任天堂の宮本茂氏とボードゲームデザイナーのライナー・クニツィア氏だ。宮本氏は世界的に有名な「スーパーマリオブラザーズ」の産みの
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