アニメーション制作の中堅スタジオであるマングローブが、2015年9月29日より破産手続きに入ったことが分かった。マングローブは製作委員会などからアニメーション制作を直接受注する元請け制作会社のひとつ、数々の人気アニメを制作してきた。 同社は債務超過状態が続いており、このため債務整理の在り方を検討していた。しかし、事業の継続が困難であるとの結果に至り破産手続きをすすめることになった。今後、裁判所に破産手続きを申し立てる。 マングローブは2002年に、代表取締役を務める小林真一郎氏らにより設立された新興のアニメスタジオである。小林真一郎氏はサンライズのプロデューサーの経験があり、歴史が浅いながらもアニメーションの元請制作を数多く手がけてきた。2004年の『サムライチャンプルー』、2006年の『Ergo Proxy』、2008年の『ミチコとハッチン』など、クリエイターの個性を押し出したハイクオリ
世界各国のトップクラスのアニメーションが、6月15日から6月20日までフランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭に集まった。なかでも長編映画は、大きな関心を呼ぶひとつだ。コンペティション部門には日本から審査員賞を受賞した『百日紅』(原恵一監督)、『花とアリス殺人事件』(岩井俊二監督)がノミネートされ話題を呼んだ。 コンペだけでなく、さらに先を見る業界関係者から注目を浴びるのが「Working in Progress」と呼ばれるセクションだ。「Working in Progress」は、現在制作中、近々完成見込みの作品をその制作過程として紹介する。日本からは7月11日に日本公開予定、フランスでは2016年1月13日公開予定の『バケモノの子』もプログラムされ大人気となっていた。 さらにもうひとつ、日本の映画ファンにも見逃せない長編アニメーションがある。『The Red Turtle』
アニメ製作会社のマッドハウスが、世界有数の人気キャラクターのアニメ化に挑む。マッドハウスは公式サイトにて、米国コミックアーティストであるチャールズ・シュルツが生み出しコミック『ピーナッツ』のアニメ制作を開始したことを明らかにした。 『ピーナッツ』は1950年に連載をスタートした。主人公のチャーリー・ブラウン、その飼い犬スヌーピー、その友だちのウッドストックなどが世界中で人気である。60年以上にわたり世界各国で愛されてきた。 マッドハウスによれば、同社は2011年末に、スヌーピーをはじめとする『ピーナッツ』のキャラクターを管理する米国 Peanuts World LLCからアニメーション制作会社に選任された。現在、世界で、『ピーナッツ』のアニメ制作を選任されているのは、マッドハウスを含め2社のみである。 Peanuts World LLCは、アイコニック・ブランドグループ(Iconix Br
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