Ulala(ライター・ブロガー) 「フランス Ulala の視点」 【まとめ】 ・中学教師が首を切断された。容疑者は18歳のチェチェン系難民男性。 ・「表現の自由」の授業で「シャルリー・エブド」のムハンマド風刺画使ったことが原因。 ・2015年にも「シャルリー・エブド」の本社でテロ、12人死亡。 10月16日の夕方に流れたニュースは、フランス中を震撼させた。パリ郊外のイブリヌ県で中学の歴史教師サミュエル・パティさん(47歳)が首を切断されて殺害されたのだ。殺害したとされる容疑者はロシア国籍で18歳のチェチェン系難民の男性。その後、容疑者はすぐに駆け付けた警官に射殺された。容疑者の行った殺害方法も残虐であったが、実はこの事件は、教師が担当した「表現の自由」の授業において「シャルリー・エブド」に掲載されたイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を使ったことが原因になっており、そのことは、さらに多く