2016 年リポート再掲載【小松左京が一目ぼれした「復活の日」のカバー原画が44年ぶりに発見!】 2021 11/17 【再発見された生賴範義先生の原画】 小松左京は、「日本沈没」「復活の日」「果しなき流れの果に」「首都消失」など、数多くの作品を発表しましたが、そのほとんどの本のカバーを描いたのが、昨年10月に逝去された世界的なイラストレーター生賴範義先生です。昨年、出版社の早川書房のもとで長く保管されていた生賴先生が描いた書籍のカバー原画がご家族のもとに数多く返却されたのですが、その中には小松左京関連作品15点も含まれていました。 特に注目されるのは、ハードカバー版「復活の日」(1972年)の原画です。 それは小松左京が一目見てほれ込み、以後作品のカバーイラストを依頼するきっかけとなった絵でした。 「復活の日」は、1980年に角川書店により製作費25億円をかけ映画化されますが、その際に、