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2020年5月29日のブックマーク (8件)

  • バイオエアロゾル、空気感染、飛沫感染、飛沫核感染について

    Y Tambe @y_tambe 患者から発生する「飛沫と飛沫核」に対し、エアロゾルは発生源によらない「患者から発生するもの(飛沫核と、病原体をあまり含まない微小飛沫)も、ネブライザー(吸入器)から発生するミスト等も含むもの」 ネブライザー等から発生するエアロゾルには、飛沫や飛沫核のような固有名がないのが困りもの Y Tambe @y_tambe 基礎医学系の微生物学の教科書では、もうとっくにネブライザーなどから発生するような「(患者由来でない)環境由来のバイオエアロゾル」によるものを「空気感染」と定義し、飛沫感染、飛沫核感染と区別しているのです。 でも臨床系は「空気感染」を「飛沫核感染」の意味で使い続けてきた。そのツケが Y Tambe @y_tambe 両者は「微生物学者」か、感染症学者/感染症専門医」かで、ある程度、見分けがつきます。後者が「空気感染」と言ってるときは、飛沫核感染の意

    バイオエアロゾル、空気感染、飛沫感染、飛沫核感染について
  • コロナ禍による実験動物の大量処分の記憶

    タイトルそのまんま。 もう何週間か前の話だが、忘れないように書き残す。 自分はとある生命科学系の研究所に所属しており、実験動物としてマウスを飼っている。 コロナ禍で彼等を大量処分することになった。まさか動物が感染したとかそんな話じゃない。研究所の飼育管理の方々がいつ今回のウイルスに感染するかわからない。出勤日を減らさざるを得ない。 我々も状況は同様だ。陽性となればしばらくは軟禁だ。周囲が罹っても軟禁だ。 今までの飼育規模の継続は人的資源の面でのリスクが高い。それから、より根的に、コロナ禍で出来もしない実験のために動物を飼っておくべきではない。 だから当のギリギリまで減らす。 何匹も何匹も何匹もマウスを処分する。 たくさんの遺体が目の前に折り重なる。 抜けた毛が手袋に付く。 遺体の山から流れる失禁した尿を洗い流す。 小さいビニール袋に1袋につき20匹ほど入れ、ずっしりとしてまだ柔らかくぐ

    コロナ禍による実験動物の大量処分の記憶
  • 千葉雅也さん×綿野恵太さん『「差別はいけない」とみんな言うけれど。』刊行記念対談 【前編】アイデンティティとシティズンシップ|じんぶん堂

    記事:平凡社 書籍情報はこちら 差別を受けた当事者でない者が、差別を非難する時代へ――。綿野恵太氏は、現在生じている差別批判のロジックの変化、そのポイントは、「アイデンティティ・ポリティクスからシティズンシップへ」である、という。この認識は、どんな事象・言論・事件・出来事に見出すことができるだろうか。この変化を認識するとどんな効用があるだろうか。シティズンシップの時代が抱える対立や葛藤、そして困難を検証する。 アイデンティティ・ポリティクスとシティズンシップの見取り図 千葉:綿野さんが、『「差別はいけない」とみんないうけれど。』というを出されました。このが、僕が柴田英里さんや二村ヒトシさんと一緒に出した『欲望会議──「超」ポリコレ宣言』とも関わるテーマを扱っているので、今日は綿野さんの提示された問題について展開してみたいと思っています。 綿野:書でも触れていますが、執筆のきっかけを説

    千葉雅也さん×綿野恵太さん『「差別はいけない」とみんな言うけれど。』刊行記念対談 【前編】アイデンティティとシティズンシップ|じんぶん堂
  • 千葉雅也さん×綿野恵太さん『「差別はいけない」とみんな言うけれど。』刊行記念対談 【後編】シティズンシップが変える社会|じんぶん堂

    記事:平凡社 書籍情報はこちら 差別を受けた当事者でない者が、差別を非難する時代へ――。綿野恵太氏は、現在生じている差別批判のロジックの変化、そのポイントは、「アイデンティティ・ポリティクスからシティズンシップへ」である、という。この認識は、どんな事象・言論・事件・出来事に見出すことができるだろうか。この変化を認識するとどんな効用があるだろうか。シティズンシップの時代が抱える対立や葛藤、そして困難を検証する。 対談後編では、シティズンシップのロジックと、監視国家・管理国家の進展や、進化心理学的な見方の台頭がどんな関係にあるか、などが論じられます。 ≪前編≫はこちらより 左右両方に共通する管理社会化 千葉:最近、「普通に人が生きるとはこういうことだ」という規範性がすごく前面に出てきているように思うんですね。 例えば、結婚もそうだし、性的に刺激的なものをあまり目にしたくない、とか。まあとにかく

    千葉雅也さん×綿野恵太さん『「差別はいけない」とみんな言うけれど。』刊行記念対談 【後編】シティズンシップが変える社会|じんぶん堂
    bell_chime_ring238
    bell_chime_ring238 2020/05/29
    “「人間の尊厳とは?」という非合理性を追究せずに、「スイッチを押せばいい」みたいな、安易な話にジャンプしてしまう。…合理主義で解決しようと思うから人の心を掴めない。”
  • https://jp.techcrunch.com/2020/05/29/2020-05-19-decoding-data-breach-notice/

    https://jp.techcrunch.com/2020/05/29/2020-05-19-decoding-data-breach-notice/
  • 夫婦別姓と同性婚、自民支持層でも賛成増 朝日東大調査:朝日新聞デジタル

    自民党支持層でも夫婦別姓や同性婚に賛成する意見が広がっていることが朝日新聞社と東京大学の谷口将紀研究室が3~4月に実施した共同調査でわかった。これに対し、2019年参院選の候補者を対象にした調査では自民党では反対が多数。社会的な価値観の変化と候補者の意識の違いが浮き彫りになった。 調査は無作為で選んだ全国の有権者3千人を対象に実施。3月4日に調査票を発送し、4月13日までに届いた有効回答は2053人(回収率68%)だった。 調査では夫婦別姓と同性婚の賛否について5段階で尋ねた。回答者全体をみると夫婦別姓に「賛成」「どちらかと言えば賛成」と答えた賛成派は57%、「どちらとも言えない」の中立は25%、「反対」「どちらかと言えば反対」と答えた反対派は17%だった。同性婚では賛成派46%、中立31%、反対派23%だった。 17年衆院選時に行った有権者を対象にした調査と比べると、夫婦別姓の賛成派は1

    夫婦別姓と同性婚、自民支持層でも賛成増 朝日東大調査:朝日新聞デジタル
    bell_chime_ring238
    bell_chime_ring238 2020/05/29
    こうやってわいわい声を上げ続けて世論を喚起し続けることで、人の考えが変わっていく。しかも別姓と同性婚のイシューは他人の考えを認め、受け入れるムーブメントでもある。素晴らしいことだと思う。
  • 「アベノマスク」は形見になるか

    アベノマスクが届いた。 ビニール製の透明な封筒に収納された2枚の布マスクは、それが話題にのぼってから実際に手元に届くまでのひと月あまりの間、私が頭の中で思い描いていた通りの姿で横たわっていた。すなわち、説教くさい上に恩着せがましい下賜品の外形を整えている一方で、その内実は見るからに貧相なブツだったということだ。 まだ封を切ってはいない。 当面、使用するつもりもない。 どこかに寄付する方途を検討してもいるのだが、なかなか決心がつかない。というのも、送り先次第では、かえって失礼に当たるのではなかろうかと、そこのところを心配しているからだ。つまり、ヒトサマに厄介払いを押し付けておいて、それを恩に着せようとする魂胆は、アベノマスクを私のところに送りつけてきた政府の態度と同断だからだ。でなくても、私が誠意のつもりで送付したマスクを、受け手がそのまま誠意として受け止めてくれるとは限らない。してみると、

    「アベノマスク」は形見になるか
    bell_chime_ring238
    bell_chime_ring238 2020/05/29
    “ヒトサマに厄介払いを押し付けておいて、それを恩に着せようとする魂胆は、アベノマスクを私のところに送りつけてきた政府の態度と同断だからだ。…送り主たる私は、あの人と同じ轍を踏むことになる。”
  • 「しまっちゃうおじさん」誕生秘話 「ぼのぼの」作者いがらしみきおさんインタビュー|好書好日

    文:吉野太一郎 画像提供:いがらしみきおさん、竹書房 いがらしみきお漫画家 1955年、宮城県生まれ。24歳で漫画家デビュー。1986年に「ぼのぼの」連載開始。88年に第12回講談社漫画賞受賞。2019年に漫画家生活40周年を迎えた。「ぼのぼの」は単行45巻のほか、映画化2回、アニメシリーズ化2回。ぼのぼの絵『しまっちゃうおじさんのこと』などもある。その他の作品に「ネ暗トピア」「忍ペンまん丸」「誰でもないところからの眺め」「かむろば村へ」「羊の木」(作画)、「I【アイ】」など多数。 どんどん自分のイメージから離れていった ――ぼのぼのや森の動物たちの幼少期を描いたスピンアウト「ぼのちゃん」シリーズの完結編に「しまっちゃうおじさん」の誕生秘話を選んだのはなぜですか? 「ぼのちゃん」という話は結局、編のぼのぼのの話と完全にはつながっていなくて、ある程度パラレルワールドの世界ではあります。

    「しまっちゃうおじさん」誕生秘話 「ぼのぼの」作者いがらしみきおさんインタビュー|好書好日