人材を、より自社の“強み”にしたい! そう考える人事が、やりがちな失敗:米オラクル副社長に聞く(1/2 ページ) 「企業は人なり」しかり、人材こそが企業の要であるということは、多くの経営者が口にするところだ。社員が意欲を持って自律的に働き、好業績を生み出せる──そんな社内環境は、確かに理想的だろう。しかし、こうした状況を作り出すのは決して容易ではないことは、多くの人事パーソンが日々実感していることかもしれない。 ビジネスにさまざまな変革が求められる時代に、社員のスキルの把握や適材適所への配置、新たなスキルの習得(リスキリング)などのタレントマネジメント施策を、どう進めていけばよいのだろうか。多くの企業の取り組み事例を知る米オラクルのクリス・ハブリラ氏(クラウドHCM製品戦略担当バイスプレジデント)に話を聞いた。 タレントマネジメント施策の失敗要因は「ゴールを決めない」ことにある ──さまざ