修行者が瞑想を続けて絶命し、原型を保ったまま亡骸の状態になることを即身仏という。現在日本には17体の即身仏があると言われているが、こういった仏教文化に関しての西洋の人々の興味は尽きない。 即身仏は海外のミイラとは根本的に異なる。エジプトのファラオやツタンカーメン、カタコンベに安置された亡骸など、ミイラは歴史を通して世界のいたるところで作られてきた。ただしそれらがミイラ化されるのは常に死後である。 それに対し即身仏は、厳しい修行を積み悟りを開き、衆生救済のために自力で即身成仏してこの姿になったのだ。偶然にミイラとなったものとは本質が異なるのだ。 アメリカ系海外サイトにて、即身仏に関する10の事実がまとめられていた。
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